◆鉄道模型「レイアウト」の紹介

鉄道模型、レイアウト

皆様は、ご制作されたレイアウトに対して、どのような「こだわり」をお持ちでしょうか?

写真は当方所有の固定式レイアウト(2018年1月撮影)です。

レールシステムはTOMIXさんです。
本線は8字+小判型の複線エンドレスで、内回りにはヤード3本と、ヤード兼リバース線、外回りにはヤード兼、独立外周エンドレス本線、メンテナンス用分岐線、外回り線ヤード兼、車両送り込み線の構成となっております。

画像は、鉄道模型シミュレーター(VRM)で作成したレイアウト図面です。この図面を参考にレイアウトを制作しております。

レイアウトの構成は、

緑色:内回り本線
青色:内回り線ヤード
橙色:内回り線ヤード兼、リバース線
紫色:ターンテーブル(転車台)と枝線
水色:外回り本線
黄色:外回り線ヤード兼、独立最外周本線
桃色:外回り線ヤード兼、車両送り込み線
赤色:メンテナンス用分岐線

・・・となります。

レイアウトとしては、TOMIXさんのカタログにも載っていたレイアウトプラン図を、発展させた形です。

このレイアウトの特徴は、ターンテーブルを経由するリバース線を設けている事で、多くの一般的なレイアウトはターンテーブル内を、長編成の列車が通過する事は出来ないようになっています。元々ターンテーブルは、蒸気機関車の方向を変える目的ですので、長編成の列車が通過するのは現実的ではありません。なぜこうなってしまったのかは、リバース線を後から追加した為で、この箇所しか設ける場所がありませんでした。

長編成の列車を機関車が牽引する編成で、編成全体の方向を変えようとすると、リバース線やデルタ線が無い場合は、レイアウトに置きなおす事になります。これが結構面倒で、気軽に編成全体の方向を変える為に、リバース線は威力を発揮します。
ただ、リバース線が内回り線にある為、外回り線の編成全体の方向を変える場合は、内回り線の列車をホームやヤードに停める必要があります。その為、内回り線にはカーブポイントを用いて駅に停車させる構成となっております。
TOMIXさんのカーブポイントは左右対称に使わないと歪みが生じる事を後から知りました。外回り線にもカーブポイントを用いて「2面4線(と言うのでしょうか?)」の島式ホームにしても良かったのかも知れませんが、島式ホームの間隔(55.5mm)の作り方が分からず、現状の状態となっております。

最外周の本線の赤色の箇所はクリーニングレールを設置しており、車両の車輪のクリーニングを行なう時に使用します。レイアウトを設計した時は、ポイントレールの選択機能を利用して、分岐側に切り替えた時にクリーニングレールの動作も開始するようにいたしました。しかし、実際はクリーニングレールの動作音がかなり大きい為、ポイントを切り替えてもクリーニングレールは動作しない状態(スイッチをオフ)となっております。

レイアウト全体としては、直線が多く、長編成がくねるような箇所が無いのが心残りですが、それは、ダブルクロスや、ダブルスリップ、そして上に記したメンテナンス線をクリーニングレールの動作をオフにした状態で列車を走らせ「くねり走行」を楽しんでおります♪

私は、列車の運転そのものを楽しむ為に、色々な要素を詰め込みましたが、今思うと、デュアルキャブコントロールの方が、より運転を楽しめたかなと思います(レイアウト設計時、デュアルキャブコントロールを知りませんでした)。他には、デジタル・コマンド・コントロールや、TOMIXさんからTNOS(閉塞制御、自動運転システム)も発売されましたが、今からですと大掛かり過ぎです・・・OTL

尚、現状は運転本位で考えている為、ストラクチャー類は簡素なままです。

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