ひとつは購入当時、コレクションとしての意味合いしか考えてなかったのですが・・・。
前回の記事、
◆鉄道模型、固定式レイアウトのホコリ対策…どうなされてますか?
と関連しますが、固定式レイアウトにロールカーテンを設置しても完全に埃の進入を防ぐ事はできません。当然、車両を走行させている間、レールの上は無防備な状態です。
写真の車両はTOMIXさんのマルチレールクリーニングカーという製品で、この製品が登場した頃の車両です。現在も概観形状は同じで様々なカラーバリエーションが発売されている事から、人気商品・・・と言うよりも需要のある商品である事が伺えます。
当方は、写真の2両のみ所有です。
ひとつは「吸引担当」で、もうひとつは「湿式担当」です!
このマルチクリーニングレールカーは、ひとつで「吸引」「湿式」「乾式」の3つの機能を有しております。
ただ、「吸引」と「湿式/乾式」の切り替えは、モーターの軸に直接取付けられている回転部品を交換する必要があり、この交換を何度も行なうとモーターの軸がぶれてしまう可能性が高くなります。
従って、私がお勧めする方法は2両購入し、それぞれで役割を分担する事で、モーターの軸に取付けられている部品の交換による部品損傷のリスクを回避する事です。
写真上の「2000年記念限定」車両は、当時コレクションとして購入しましたが、写真下の「青」の車両で「吸引」から「湿式」への部品交換時に上記のモーターへの軸ぶれのリスクを考慮し、2両とも使用する事にいたしました。
結構以前の製品ですが、2両とも現役でご活躍してくれております!
ただ、製品の性質上、動作音は大きいです(苦笑)。
もう1両「乾式担当」として購入するのもありなのかも知れませんが、「乾式」は紙やすりでレール表面を研磨する(レールを痛める)事になりますので、固定式レイアウトでは行なわない方が良いと思っております。
部品が透明な「スケルトン」仕様もあります。
↓TOMIX マルチレールクリーニングカー(スケルトン)
https://www.tomytec.co.jp/tomix/products/n/6426.html
車体が半透明のスケルトンは「吸引担当」として、埃の取れ具合が外から確認できて実用的かも知れませんね。ただ、見えるのは埃なので走行時の見栄えは良くないかも知れません(苦笑)。
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この「マルチレールクリーニングカー」を本当の意味でのコレクションとしてお持ちのお方も、結構いらっしゃるような気がします。
WebSite : ななついろひととき
http://nanatsuiro.my.coocan.jp/
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