ポイントが切り替わらない、通電しない…既に固定してしまったのに…OTL
2019.10.06.の記事
でも記しましたが、私はTOMIXさんのレールシステムを選んだ理由のひとつとして、豊富な種類のポイントレールが挙げられます。
その豊富なポイントが電動で切り替わらなくなってしまう事・・・これが結構な頻度で発生します。全く動作に問題無いポイントレールもありますが、一度問題が発生し、ポイントの分解メンテをナンスを実施した個体は、再び動作不良を起こす傾向があります。
「もうっ!またですかっ!」
この一言に尽きます・・・OTL
写真は、ポイントレールの分解メンテナンスを行った時に撮影いたしましたたが、このような事が結構ある為、保守用/通電、動作確認用に予備のパワーユニットやDCフィーダーが活躍しております・・・もう車掌車は固定式レイアウトを走行するよりも、ポイントメンテナンス通電確認用のイメージが強いです・・・OTL
ポイントを切り替えると、内部の電気的な接点金具も動くのですが、この接点金具が結構な摩擦抵抗になっているようです。接点金具の摩擦抵抗が弱くなるように調整すると、電気的接点としての接触も弱くなり、「ポイントは切り替わるが通電しない」状態になります。逆に接点金具の摩擦抵抗が強くなるようにすると「通電は確実になるが、電動で切り替わらない」状態となります。つまり、「確実に切り替えと通電が出来る状態」に調整するには、内部の接点金具を絶妙に調整しなければならず、そんな微妙なバランスで成り立っているという事は、ちょっとした要因(温度変化や経年変化、物理的振動、車両の通過)で、そのバランスが崩れて、動作不良となる可能性が高くなると言えそうです。
現在の当方の固定式レイアウト

元々バラストを撒く予定は無いのですが、上記のようなポイントの動作状況を考えると、バラストを直接撒くのは改めて厳しいと思います。
バラストを撒く場合は、ポイント周辺はバラストを撒かず、プラ版にバラストを撒いた物を用意しておき、はめ込み式にする等、保守の為にひと工夫があると安心です
ポイント内部のコイルへの電圧を高めたり、コンデンサーの容量を上げたり、フェライト磁石をより強力なネオジム磁石にすると、ポイントの切り替え不良は改善されるかも知れません。そして、ポイント内部の電気的部品は、接点を使わないトランジスタ方式の通電スイッチを用いれば、通電不良は無くなり、接点金具の抵抗も無くなるので、切り替え不良も激減するでしょう。ただ、ポイントレールのコストは跳ね上がりそうですね(苦笑)。
TOMIXさんのポイントレールは、購入時から切り替えが重たい個体もあり、電動ではポイントが上手く切り替わらず、使用する前に分解メンテナンスを実施した事もあります(苦笑)。
KATOさんのポイントレールは、TOMIXさんほどトラブルを聞かないですので、この辺りは一長一短ですね。
WebSite : ななついろひととき
http://nanatsuiro.my.coocan.jp/
コメント
コメントありがとうございます!
さざなみ 様
車両の台車に巻き込まれた埃は、ピンセットで丁寧に取り除けば復旧する事が殆どですが、埃の巻き込み方によっては、台車を分解する必要があります。
ポイントレールはレイアウトに固定してしまうと、メンテナンスが億劫になりますね(苦笑)。お座敷レイアウトの利点は、ポイントレールのメンテナンスが行ないやすい事も挙げられます。
T.MONDEN様
車両メンテナンスで台車に埃が巻き付いき除去したいときにメーカーのサイトは記載がないのであとは自己流でいろいろ試してやるしかないですよね。ポイントメンテナンスについても公式発表もないのでこれも試行錯誤でやるしかないですもんね。
コメントありがとうございます!
さざなみ 様
ダブルスリップや三方分岐のような構造が複雑なポイントは、車両通過時の揺れも大きいので、見ているだけで脱線の可能性が大きいと思えます(苦笑)。TOMIXさんもKATOさんも車両のメンテナンスについては紹介されておりますが、ポイントレールのメンテナンスは紹介は無さそうです・・・メンテナンスと言うよりも修理対応なのでしょうけど、TOMIXさんのポイントのように結構メンテナンスが必要なレールは、メンテナンスを考慮した設計に・・・いえ、そもそもメンテナンスが必要無いような設計であってほしいですね(苦笑)。
T.MONDEN様
T社のレール私も使用しています。3方向ポイントなど豊富にあるから魅力ですよね。通電不良で悩まされたこともあるので分かります。分解メンテナンスは面倒ですよね。通過する車両によってはポイントで脱線するのでけっこう曲者ですよね(笑)