LEDの明るく省エネ、そして一方の極性でしか発光しない特徴は、鉄道模型のヘッドライト、テールライトの為にあるような気がしなくもない(大袈裟)。
さて、ヘッドライトをLED化するのにLEDが無いと始まらないですので、購入しました。
純正のLEDヘッドライト基盤があるのかも知れませんが、とても高価格です。
・・・そう言いながら、以前に常点灯化のヘッドライト基盤を購入していたりしますが、当時は常点灯の仕組みをよく理解していなかった為です。
今回は「余っているヘッドライト基盤を再利用する事」ですので、純正のLEDヘッドライト基盤の購入は考えておりません。
LEDは、基本的にムギ球にのように特別な事(コンデンサーを入れる事)を行なわなくても、常点灯に近い光り方をしてくれます。現在では「もっと正確な常点灯化」を行なう為に「CRD(定電流ダイオード)」を用いる方法もあるようです。
使用する電球色LEDの仕様
TYPE : LED 3mm Warm White
P/NO : MY03AWC01A-B4M
VF : 3.2-3.4 V
IV : 5000-6000 mcd
使用する抵抗(1/4W 470オーム)
上記のLEDと抵抗を直列に繋ぐだけですが、この場合、逆方向へ進む時、モーターが一時的に発電機となる逆起電力により、LEDが点灯する現象が起こるかも知れません。
元々、ヘッドライト基盤に付いているコンデンサーをそのまま使えば、逆方向へ進む時のLED点灯を抑える事が出来るのかも知れませんが、これは実際に行ってみないと分かりません。
2019.12.19.の記事
◇鉄道模型、カプラーを破損した時のお話…
で、カプラーについて、
>>片方(2エンド側)はアーノルドカプラーで、もう片方(1エンド側)はTNカプラー
という事を記しましたが、ヘッドライトに関しても「片方(2エンド側)はムギ球で、もう片方(1エンド側)はLED」というように、二種類の表情を楽しむという事も考えられますね。まあ、実際に行うなら両エンド共LED化を行い、片方は電球色、もう片方は白色というような組み合わせの方が良いかも知れません。
・・・もう、実車のリアル~という路線ではないですね(苦笑)。
テールライトを追加しないのなら「抵抗-LED」の直列繋ぎで済む単純な回路ですが、逆方向進行時のLEDチラツキ対策をする場合は、LEDと並列にコンデンサーを入れるようです。
写真の「EF81」はテールライトにもレンズ部品が使われているので、赤いLEDを用意すればテールライトの点灯も可能になりそうです。
この際だからテールライトも追加してみようかな・・・早速、予定と違う事を考え始めてます・・・OTL
あ、ムギ球はLEDに対してもうひとつ、真の電球色であるという利点がありました。
しかし、車体の外からは見えず、同じ色味のLEDがあるので、利点とは言い難いかも知れません。
鉄道模型に限らず、フィラメントを使用した電球は、少しずつ世代交代で過去の技術となってゆくのでしょうね・・・ムギ球は蒸気機関車のように見直される事はあるのでしょうか?
WebSite : ななついろひととき
http://nanatsuiro.my.coocan.jp/
コメント