TOMIXさんの「EF15(品番:2116)」のヘッドライトは、ムギ球で且つ専用設計の基板が使われておりました。しかも、ムギ球は横向きに取り付けられており、LED化の敷居は高い車両のように思えます。
2020.01.11.の記事
◆鉄道模型、EF15のヘッドライトLED化を試みるが…
の続きです。
LEDを縦向きに取り付けるには、LEDの足を曲げてあげなくてはなりません。それも結構キツイ曲げ方になるので、曲げなおすと金属疲労でLEDの足が折れてしまうでしょう・・・1回で成型しなければなりません。
ヘッドライト基板のパターンと、ムギ球の取り付け位置をよく確認しLEDが縦向きに取り付くように、足を曲げてゆきます。LEDには極性があるので、元々付いていたダイオードの向きから回路上の電気の流れを読み取り、LEDの各足の取り付け先を間違えないように注意します。
ヘッドライト基板のダイオードを取り外し、抵抗を取り付けます。
足を曲げたLEDを基板に取り付けます。
LEDを取り付けたら、点灯確認を行います。もうひとつのLED加工前のムギ球の点灯状態と比較し、極性が一致しているか再度確認します。
問題がなければ、もうひとつの方もLED化の加工を実施します。
2つのヘッドライト基板のLED化が完了したら、車体に取り付け、元通りに組みます。
今回のLED化は、今までのように光が運転室やボディー下から見える事無く、最も自然な状態で仕上がりました。
結構苦労した分、期待通りの結果となってくれて、LED化を行なうか迷いましたが、実施して良かったと思っております。
このEF15は、テールライトにレンズが入っていない為、テールライトのLED追加は行ないませんでした。行なったとしても、運転室やボディーの下から赤い光が不自然に見えるだけでしょう(苦笑)。
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