写真はKATOさんの「12系 SLばんえつ物語(品番:10-270)」です。
モダンなデザインですが、クリーム色と深い藍色が印象的で、新塗装と呼ばれており、もうひとつ、あずき色の旧塗装も製品化されております。
ブルートレインに憧れている私は、藍色の新塗装を選びましたが、旧型客車のイメージとしては、あずき色の旧塗装が良いと思います。
さて、この車両もテールライトが灯ると思いますが、常点灯に対応していない為とても暗く「ライト点いてるのか!?」とさえ思えます。
高輝度LEDによって実車の様な「明るい灯り」を取り戻してあげる必要があります。
車体を分解するとライトユニットはすぐに取り外せました。ムギ球とダイオードという実にシンプルな構成です。
ダイオードを外し、その場所に抵抗(510オーム)を取り付け、LEDは砲弾型を使おうと思っていたのですが、テールライトのプリズムは一体型ではなく、左右それぞれに配置されており、ムギ球の光拡散特性を利用した配光設計になっていました・・・OTL
・・・となると、光拡散の極小チップLEDの出番となるのですが・・・ムギ球の光源(フィラメント)の位置に極小LEDを配置するには空中配線を行なう必要があります・・・。この時点で心の状態は「げっ!」でした。
砲弾型LEDなら、もともと足が点いているから簡単に交換できるのですが、極小チップLEDは足場を作り、その先でハンダ付けを行わなければなりません。足場は、抵抗やLEDの切断した物を使えば良いのですが、どのように極小チップLEDを固定するかが重要です。
足場の線はマスキングテープで固定し、極小チップLEDの下に両面テープを敷き、その上に極小チップLEDを固定。ハンダ付けにもたつくと、極小チップLEDが破損するので、ヒヤヒヤしながらも素早く行ないました。
最終的に写真右下のようになりました。
車体に組み込んで、点灯させてみると・・・電球よりは明るくなりましたが、思っていたほど明るくはなりませんでした。極小チップLEDを2個使って、左右それぞれの導光プリズムを狙うともっと明るくなると思いますが、空中配線は難易度が高いので、もういいかなと・・・。
・・・なぜなら、次に上手くできるとは限らないから・・・○凹
とりあえず、以前よりは明るくなった「12系 SLばんえつ物語」も、いずれ走行動画を撮ってみたいと思います!
「12系 SLばんえつ物語」は、以下の動画「スローラン・グランプリ」で、ギャラリーとして走行していました(10:22辺り)。
【鉄道模型】スローラン・グランプリ/史上最低速の戦い【機関車限定】
YouTubeさんで視聴
上記動画で「12系 SLばんえつ物語」の牽引上記機関車は、TOMIXさんの「C57-180」ですので、間違ってはいないと思うのですが、KATOさんのC57の方が親和性は良さそうです・・・でも、持っていないっ!
WebSite : ななついろひととき
http://nanatsuiro.my.coocan.jp/
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