◆鉄道模型、「キハ１８３系 スーパーとかち」に自作室内灯を追加！

この車両を購入しなかったら、私の鉄道模型趣味は凍結していたかも知れません。
私は鉄道模型も趣味のひとつとして楽しませて頂いております。今更ですが、鉄道模型を趣味とすると、とても手間とお金が掛かります。
お金の問題は、ある程度車両や線路を揃える事が出来れば、後は新製品の購入を止めれば（これがなかなか大変）、それ程費用は掛かりません。せいぜい車両を走らせるのに必要な電気代くらいでしょうか。

従いまして「鉄道模型はお金が掛かる趣味」というのは、常に製品を買い足す人に強く当てはまり、そうでない人にとっては、常に多額のお金を消費し続ける趣味ではございません。

写真はＴＯＭＩＸさんの「キハ１８３系　スーパーとかち（品番：９２７９１）」です。

この車両は、家電量販店で見かけましたが、その当時の私は、鉄道模型を趣味としていながらも、事実上凍結しておりました。その理由は、他の趣味（デジタル創作）に時間とお金を掛けたかったからで、数年の間、車両の購入や、レイアウトのメンテナンスも全く行っておりませんでした。

では、なぜこの車両を購入したのか・・・別に販売価格が安かった訳でもなく、この車両がほしいと思っていたわけでもなく、そもそも「スーパーとかち」がどんな車両かすら分からず状態でした。

「あ、鉄道模型か・・・そう言えば、しばらくご無沙汰だな・・・」

そんな風に車両製品の外パッケージが並んでいるショーケースを眺めていました。鉄道模型の車両パッケージは、車両のイラストが描かれていない製品も多く、パッケージだけではどんな車両なのか分からない・・・本来好きな人なら、「キハ１８３系　スーパーとかち」というような文字列を見ると、あ、あの車両か！・・・と分かるのでしょうけど・・・

・・・いえ、現実は－－－

「あった！　見つけた！　嬉しいっ！」

の方が正しいかも知れません（苦笑）。その理由は、

2019.10.09.の記事
◇鉄道模型「キハ１３０形（日高ポニー号）」です！

でも記しておりますが、鉄道模型の車両は買い時を逃すと、後からの入手はとても困難な為です。

なんとなく、車両ケース郡を眺めていると、通りかかった店員さんに－－－

「よろしければ製品をご覧になりますか？」

と訊かれ、せっかくなので「はい」と答え、その時、目が合った「キハ１８３系　スーパーとかち」を、なんとなく見せてもらいました。私が想像していた車両の色や形と全く異なっていました。「キハ１８３系」というからにはディーゼルカーだという事は分かっていたのですが、私が想像していたのは「キハ１８３系　北斗（ＨＥＴ）」であり、全く異なる現実・・・その車両形状を見て「おもしろいじゃないか！」と思わされました。

「この面白い出逢い・・・久々に買ってみるか・・・何も買わないと駐車料金だけ支払う事になるし（ぉぃ！）」

そんな訳で、数年ぶりに鉄道模型の車両セットを購入いたしました。
久々に固定式レイアウトで走行させてみると、まあ滑らかに走らない・・・固定式レイアウトは「ロールカーテン」で覆われており、埃対策を行なっておりました。

2019.10.22.の記事
◆鉄道模型、固定式レイアウトのホコリ対策…どうなされてますか？

それでも、数年放置していると線路の状態はかなり悪化していたようです。掃除機で埃を吸い上げ、クリーニングカーを走らせ、メンテナンスを行うと、それなりに走行してくれるようになりました。その時、この車両のヘッドライトが青白く輝いている事が印象に残りました。そう、私が鉄道模型趣味を凍結していた間に、ヘッドライトは豆電球（ムギ球）から高輝度白色ＬＥＤへと進化していたのです。

「なかなかいいではないですか！これ！（キハ１８３系　スーパーとかち）」

せっかく固定式レイアウトのメンテナンスも行なったので、他の車両も走行させてみようかな・・・しかし他の車両も走行状態があまり良くない・・・メンテナンスが必要なようです。

こうして、少しずつ凍結していた鉄道模型趣味を再開し、今に至ります。
鉄道模型趣味は新たに車両を購入しなければ、それ程費用は掛からない事を記しましたが、メンテナンス用品やメンテナンス時間は掛かりますね（苦笑）。

さて、前置き／余談が長くなりましたが、「キハ１８３系　スーパーとかち」に自作の室内灯を追加いたします。