写真はKATOさんの「キハ40系 漫遊 タイプ(品番:10-907)」です。
この車両は以前にヘッドライトとテールライトの高輝度LED化を行ないました。
2020.02.18.の記事(ご参考)
◆鉄道模型、これはキロ40系!?…キハ40系(漫遊/ふるさと)のライトLED化!
上記の作業で一度分解しておりますが、今回はこの車両に自作室内灯を装備いたします。
今まで沢山の車両に自作室内灯を装備いたしましたが、それらの殆どはTOMIXさんの車両であり、KATOさんの車両に自作の室内灯を付けたのは、緩急車の「ワフ29500(品番:8030)」くらいです。
今回も自作室内灯を装備させるにあたり、車両への加工はなるべく行わず、両面テープ等も車両側へ貼り付けず、メンテナンス性と集電性を確実にできる方法で検討いたします。
KATOさんの室内灯の取り付けの際にどのように集電/導電しているかは、以前に純正の室内灯を装備させた「ななつ星 in 九州」や「281系 はるか」で覚えておりますが、実際にこれに準拠した自作を行うにはどのようにするべきか・・・Webで調べると、集電には「燐青銅版(t0.1)」が使われているようですので、これに習い調達しました。

丸番1、燐青銅版(t0.1)
丸番2、ハサミで幅約2mmにカット、
丸番3、長さ5mmにカットした燐青銅版とブリッジダイオードをハンダ付け
丸番4、搭載する車両に合わせて、燐青銅版を曲げ加工
使用したブリッジダイオードが小型の為、素直に燐青銅版をハンダ付けすると車両の導電シュー幅よりもかなり細くなるので曲げ加工で幅を調整しました。
写真左下、車両へ自作室内灯を装備すると、TOMIXさんの車両ではよく見られた、導電側の反対側に室内灯を支える為の柱がありませんので、自作室内灯の樹脂を折り曲げて、室内灯が下に垂れ下がらないように調整しました。この際も両面テープは使用しておりません。
ひとつ出来れば、他の車両も同じ要領で制作出来ます。ただ、動力車だけは少し勝手が異なりましたが、これはTOMIXさんの車両にも言える事です。
手持ちの「キハ40系 漫遊 タイプ」は2編成あるので、それぞれ白色と電球色のLED室内灯を装備いたしました。
今回の方法が、他のKATOさんの車両へ応用できればいいなと思っております。
WebSite : ななついろひととき
http://nanatsuiro.my.coocan.jp/
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