◆鉄道模型、TOMIX「D.C.フィーダーN」のコードを自作で延長する

鉄道模型、加工/改造等

更なる電圧降下対策を施し、より安定した走行を得るために…

私の固定式レイアウトは、D.C.フィーダーで9箇所使われております。その全てが給電用という訳ではなく、内回り線のヤードの先に有るリバース線の根元付近のD.C.フィーダーは、バイパスです。

2020.05.09.の記事
◆鉄道模型、固定式レイアウトの電圧測定(電圧降下確認)

で、固定式レイアウト各所の電圧を測定しておりますが、独立最外周本線の電圧降下が大きい状態です。
これは、独立最外周本線の給電の根元にあたる「ダブルスリップポイントに挟まれたD.C.フィーダー」から給電した場合、電圧降下は少なくなりますが、ダブルスリップポイントを分岐側に切り換えて、外回り線とした場合、電圧降下が大きくなります。

ダブルスリップの用い方に関しては、以下の動画でお話いたしております。

【鉄道模型】レイアウト紹介6!ダブルスリップポイント相性について/TOMIXさんの良い点/小田急ロマンスカー、ブルートレインあさかぜ、スーパーあずさ、等【走行動画】
YouTubeさんで視聴

多少なりとも、電圧降下を防ぐには「ポイントレールの根元から給電すること」です。

現状では、上の写真の左側、カーブポイントの根元にD.C.フィーダーを追加すると、電圧降下対策になりそうです。

「D.C.フィーダーN」を2個購入

コードの長さが足りないので「延長コード」も必要になります。

この延長コード、1本(150cm)の定価が600円(税別)。なかなかのお値段です。

配線用の2芯コードなら手元に余っています。という事で、この2芯コードを活用です。
D.C.フィーダーNのネジを外して、中の金属に元々付いているコードを外して、2芯コードをハンダ付けするだけです。
コネクター側は、既にレイアウトの裏面に引き回している配線から横取り(分岐)すれば良いでしょう。
横取りの方法は、コードの皮膜を剥がして結線、ハンダ付けを行い、ビニールテープでしっかりと絶縁対策を行ないます。
横取り用の配線を完全に切断する場合は、絶縁チューブを使って絶縁する事が出来ますが、この度は横取り用の配線を切断しない方法で検討致しております。

まだ、レイアウトへの取り付けは未実施ですので、電圧降下の改善確認は出来ておりませんが、多少は効果があるはずです。
効果が分からなくても、実施してダメだった場合、諦めもつくでしょう(ぉぃ)。
劇的な効果が期待できるかどうか分からない事柄への出費は、なるべく抑えたい派です。

レイアウト全体で、殆ど速度が変わらずに、走行できる状態が理想的です。これは、電圧降下だけでなく、勾配のあるレイアウトで、上りと下りで著しく速度の変化が起こらない事も合わせて考えなければなりません。

本ブログ内で記しております「分解・加工・改造」は、全て自己責任で行なっており、実施した時点でメーカー様の保証を受けられなくなります。
従いまして、本ブログ内の記事をご参考にされ、同様の事を行なわれた場合、当方は、その責任を負えませんので、十分ご留意くださいませ。

WebSite : ななついろひととき
http://nanatsuiro.my.coocan.jp/

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