不転換(切り換え不良)の次は通電不良と来ましたか…通電確認で、とても大切な事とは!?
TOMIXさんのダブルスリップポイントについてテーマにした下記の固定式レイアウト紹介動画・・・
【鉄道模型】レイアウト紹介6!ダブルスリップポイント相性について/TOMIXさんの良い点/小田急ロマンスカー、ブルートレインあさかぜ、スーパーあずさ、等【走行動画】
YouTubeさんで視聴
でも、お話し致しておりますか、この動画では「不転換(切り換え不良)」については取り上げていますが「通電不良」については触れておりませんでした。
今回は、その隙を付くかのように、ダブルスリップポイントが、不通電を起こすようになりました。10回に1回くらいの頻度ですが、これは見逃せません。
このダブルスリップポイントは、以前から不転換を起こすようになっておりました。
2020.07.10.の記事
◆鉄道模型、TOMIXさん、ダブルスリップポイント不転換再発!
しかし、固定式レイアウトから取り外す事が億劫な為、「ハイパワーポイント電源N」を購入、さらにそれを加工/改造し、不転換は押さえ込みました。
本来、パワーユニットの12Vで正常に切り換わってくれれば、「ハイパワーポイント電源N」は不要なはず。解決策としてユーザーに更なる負担を掛けるのはどうかと思います。これは、金銭的な負担だけでなく、置き場所、電源コンセント追加占有、電気代、そして私のように加工改造を強いられた事・・・「ハイパワーポイント電源N」が発売された今、パワーユニットのポイント出力も24Vの製品化を強く希望いたします。
それでも、解決策・・・というか、救済製品を発売してくれた事には感謝の想いもございますので、心境は複雑です。
TOMIXさんのポイントレールを使う場合、このような分解メンテを覚悟しなければなりません。或いは、不転換や通電不良が発生した時、それを容認されるか、修理をご依頼されるか、買い換えるかで、いずれにしても大きなストレスを抱え込む事になるでしょう。
私は過去に、TOMIXさんのポイントレールと何度も戦ってまいりましたが、今回の通電不良は、通電部品の徹底的なクリーニングと、絶妙な張力調整を要します。「ハイパワーポイント電源N」を購入した事により、切り換える力は以前より増しているはずなので、今までよりも通電部品の張力を強めに調整(基板に押し当たる力を強くする)しました。これにより、通電安定性と電圧降下に有利になる反面、切換抵抗は増すので、もう12Vの2個同時切り換えでは、不転換が発生するでしょう。一応、メンテ、調整後の動作テストでは、ポイント1個なら確実に切り換えと通電が出来るように調整は致しました。
さて、通電確認について、とても大切な事がございます。
この度の記事の写真ではTOMIXさんの車掌車「ヨ8000」と、KATOさんの緩急車「ワフ29500」で通電確認を行っておりますが、電動での切り換え確認だけでなく、手動でゆっくりと切り換え(切り換え完了まで3~5秒の時間をかける)て、この間に通電確認用の車両のライトが瞬かない事を最低でも10回くらいは確認しておくべきです。
もし、手動でのスロー切り換え時に、通電確認用の車両のライトが瞬くようなら、そう遠くない未来で再び通電不良が発生する可能性が高いです。
今回、私は、電動での切り換えを50回以上、手動でのスロー切り換えは20回以上問題なく行なえた事を確認いたしました。ダブルスリップポイントは2方向ある為、実際の確認回数はその倍になります。
最後に、ダブルスリップポイントよ・・・私に詫びろ!
それと、今後ともよろしく頼むぜっ!
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WebSite : ななついろひととき
http://nanatsuiro.my.coocan.jp/
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