◆鉄道模型、倍返しだ!電動ダブルスリップポイントN-PXR140-15(F)メンテナンス…

鉄道模型、メンテナンス

こっち側の方は、現時点で不転換や不通電は起こっていないのですが…。

昨日(2020.08.19.)の記事
◆鉄道模型、詫びろ!電動ダブルスリップポイントN-PXL140-15(F)メンテナンス…

と同じような写真ですが、使い回しではございません。

私の固定式レイアウトでは、ダブルスリップポイントが2個使われており、そのうちのひとつ「N-PXL140-15(F)」が通電不良を起こし始めました。

以下の動画でもお話ししておりますが、ダブルスリップポイントを分解メンテナンス実施する場合、周辺のレールも取り外さなければなりません。

【鉄道模型】レイアウト紹介6!ダブルスリップポイント相性について/TOMIXさんの良い点/小田急ロマンスカー、ブルートレインあさかぜ、スーパーあずさ、等【走行動画】
YouTubeさんで視聴

ポイント密集地帯のうちのひとつが、不転換(切り換え不良)や、通電不良を起こすと、周りのポイントも巻き込まれます。

・・・で、この対になっている「ダブルスリップポイントN-PXR140-15(F)」も取り外したため、現状では特に動作に問題は無かったのですが、この先の事を考えて、分解メンテナンスを実施いたします。

倍返しだ!(違)

このポイントに「N-PXR140-15(F)」にやられた訳ではないのですが、やられる前にやっておくのも戦法のひとつです。

最初にやられて、その被害を回復できないまま敗北に至ってしまうケースも多いので、自衛の為に先制しておくのも大切な事です(何の話だ?)。

現在は「改造ハイパワーポイント電源N」を導入している為、ダブルスリップポイントの通電部品の張力を強めに調整(基板に押し当たる力を強くする)いたします。

各接点部品のクリーニングを行い、TOMIXさんの車掌車「ヨ8000」と、KATOさんの緩急車「ワフ29500」で通電確認を行います。
手動でゆっくりと切り換え(切り換え完了まで3~5秒の時間をかける)て、この間に通電確認用の車両のライトが瞬かない事も入念に確認いたします。
もし、手動でのスロー切り換え時に、通電確認用の車両のライトが瞬くようなら、再び分解、調整を行います。

これでもう向こう3年くらいは、切り換え不良や通電不良が発生しないことを、願ってやみません。
3年なんて甘いか・・・10年くらいは・・・いえ、この身が尽きるまで耐えてほしい。

分解メンテナンス時、導電用の基板を眺めていて、この基盤は「1245」と「1246」のふたつの番号が入ってる事から、左右で共通の部品なのですね。この効率の良さを、切り換えや通電効率の良さに結び付けてほしいなと思いました。

もう、嫌味しかでてこなくなってます・・・シェ~!

ダブルスリップポイントは、レール規格として大変魅力的な製品である事に変わりはありませんが、それは自力で不具合に対処できる上で成り立っているのが切ないです・・・。

そう言えば、TOMIXさんでも昔のポイントレール(交流3線式だそうです)は、不転換や不通電に強かったらしいです。そういう伝統(?)は守り抜いてほしいですね。

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