このタイミングで故障ですか!?TOMIXさんの動力車が突然動かなくなる現象・・・一度こうなると、一時的に復活しても、また再発する事になるでしょう。
昨日(2020.11.06.)の記事
◆鉄道模型、ミニだけどもっと贅沢!リアルモード踏切の有る超小型レイアウト!
で、TOMIXさんの「TCS自動踏切セット(品番:5555)」のリアルモード(単線でセンサー4個使い、列車通過後の遮断機を素早く上げるモード)の動作確認を行ったところ、センサー2個使用時のノーマルモードと動作が変わらないようで、原因を調べようと思っておりました。
再度、取り扱い説明書をしっかりと確認し、接続もひとつずつ全て確認。踏切本体内のスイッチも「リアルモード」へと切り換え、誤っている箇所は無いと思うのですが・・・。
使用している車両「わたらせ渓谷鐵道 WKT-500形(品番:2642)」との相性問題も考えられる為、他の機関車・・・私の固定式レイアウトのヤードに居たTOMIXさんの「ED62 14号機・浜松工場(品番:9187)」の車両を用いて、踏切の動作確認を行いました。
すると、カーブレールに差し掛かった所で停車。あ、そうか、この「ED62 14号機・浜松工場(品番:9187)」は、スーパーミニカーブレールに対応していない機関車でした。
この事は、以下の動画、9分33秒から検証いたしております。
【鉄道模型】驚きのFW効果!TOMIXさん「ED62 14号機・浜松工場」を色々検証しました【レビュー走行動画】
YouTubeさんで視聴
踏切の動作確認が出来れば良いだろうと、センサー付近に「ED62」を置き、再び走行させようとしたら、全く動かない・・・パワーユニットを見るとショートを示す赤色のLEDが点灯。
直線区間に置きなおして、再び電源を復帰させると、すぐにショート・・・おや!?
これは、もしかして「モーター短絡」・・・つまり、故障ですか!?
調べてみると、この「ED62」は、「M-9モーター(タイプ5)」(品番:0625)が使われており、短絡問題が多く報告されているモーターです・・・。
もう!こんなタイミングで故障ですか・・・OTL
いえ!どんなタイミングで故障しても、抱く気持ちは同じでしょう!
TOMIXさんの「M-9モーター」は短絡する可能性が高いそうで、その原因は、ブラシの接点が研磨され、導電粉末が広がり短絡・・・という流れでしょう。
過去に「キハ183系 スーパーとかち」で、この現象が発生しました。その現象が発生した走行動画も以下に置いておきます。
【鉄道模型】勝手に非常停車!?TOMIX M-9モーター故障!キハ183系スーパーとかち【走行動画】
YouTubeさんで視聴
この「M-9モーター短絡」に対して、超音波洗浄機で、モーター内部の電動粉末をクリーニングすると症状が改善する可能性があります。以下にその時の記事を置いておきます。ただし、モーターの超音波洗浄を行なう場合は自己責任で、実施されても当方は責任を負えません。
2020.06.16.の記事
◆鉄道模型、TOMIXさん、M-9モーター復活洗浄!
上の記事のように、この度の「ED62」のモーターを、超音波洗浄いたしました。
使用した超音波洗浄機は「ABOX 超音波洗浄器」です。
この手の超音波戦時容器なら、どの製品でも問題なく洗浄できます。
小瓶に「KURE パーツクリーナー」を入れ、その中にモーターを入れて洗浄を行ないます。
洗浄時間は「380秒」にいたしましたが、3~5分くらいであれば十分でしょう!
只今、洗浄は完了して、十分な乾燥(6時間以上、できれば24時間)を行い、通電テストでモーターが回れば、しばらく走行させ、短絡停車しなければ復活となります。
モーターを水道水で洗浄すると、乾燥させるのにとても時間が掛かる(7日くらい乾燥させる事になる)為、お勧めいたしません。
まだ、モーターを乾燥させていますので、結果が分かるのは明日になりそうです。
ああ・・・今日は、踏切の動作確認と、分解メンテナンスを行おうと思っていたのに、予定が大きく変わってしまいました。
今は「M-9モーター」の復活を祈るばかりです・・・。
WebSite : ななついろひととき
http://nanatsuiro.my.coocan.jp/
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