◆鉄道模型、セレクタースイッチボックスNを分解メンテナンス!

鉄道模型、メンテナンス

同じ製品ですが、その中身に大きな差異がありました。

私の固定式レイアウトテスト用線路に使用しております、TOMIXさんの「セレクタースイッチボックスN」の電気的接点が甘いようです。

このテスト用線路は、「セレクタースイッチボックスN」により、線路の通電を遮断し、以下の動画のような動力車のフライホイール効果を検証する為に設けました。

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設けたのですが、まだ本格的に活用は出来ておりません・・・OTL

・・・で、このテスト用線路を使おうと、「セレクタースイッチボックスN」を操作すると・・・おや? スイッチをON側にしても線路上に設けた通電確認用のLEDが点灯しない時があるようです。

恐らく、中の接点で接触不良が発生しているのでしょう。
・・・という事で、分解メンテナンスを行ってみました。

中の電気的接点のクリーニングと「接点グリス」を用いれば復帰するでしょう。

分解メンテナンスを行っている時に、そう言えば、以前に「セレクタースイッチボックスN」を2個買っていたので、ひとつ新品が余っている事を思い出しました。

この新品と交換した方が、レスポンスが良くなるかも知れないと思い、こちらも使う前に分解メンテナンスを行ったところ・・・おや?

内部の部品に大きな差異がある部品があるようです。

電気的接点の部品が、2個と4個・・・4個の方が先日購入した製品です。

基板パターンの接点を見ると、両社に大きな違いは見られませんので、写真で上側にある接点部品は、機能していないという事になります。

ではなぜ、この接点部品が存在するのか・・・恐らく「ユニバーサルスイッチボックスN」か「リバーススイッチボックスN」と部品を共通化している為でしょう。

コストダウンで不要な部品が廃止されるのは、設計変更でよくある事ですが、かなり以前に購入した製品に対して、不要な部品が追加されている設計変更は謎です・・・考えられるのは部品モジュールの共通化で、管理面と組み立てラインでの共通化によるコストダウンが部品コストよりも上回った場合でしょうか。

或いは、コストアップしても、接点部品が4個無いと、動作に不調をきたす可能性がある事が判明したか・・・。

今回の分解メンテの引き金となった接点不良は、もしかして、この接点部品が2個だから・・・とか思ったりしましたが、分解メンテ実施後は、特に接点不良が発生しなくなりましたので、部品の差異が機能や性能に影響している訳ではなさそうです。

とりあえず、後から入手した「セレクタースイッチボックスN」を、テスト用線路に使用する事にいたします。

今後、色々な車両のフライホイール効果を試してまいりたく思います。

WebSite : ななついろひととき
http://nanatsuiro.my.coocan.jp/

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