「なめくじ」は光り輝く存在…テンダー側もライトが光ってほしいという思いが強く、ライト追加を実施いたしました。
先日(2021.03.24.)の記事、
◆鉄道模型、KATO「D51 一次形(東北仕様)」なめくじ入手!
で記しました、KATOさんの蒸気機関車「D51 一次形 東北仕様(品番:2018-1)」は、模型製品としての標準仕様ではテンダー(炭水車)側のヘッドライトが点灯しません。
以前にKATOさんの蒸気機関車、「8620 東北仕様」のテンダー側にヘッドライトを追加した実績がございますので、同じようにライトが追加出来るかも知れないと思いました。
「D51 一次形 東北仕様(品番:2018-1)」のテンダー側のライトはレンズが入っており、そのレンズが内部まで導光されていれば、LED追加で点灯させる事が出来そうです。
テンダーの構造を良く見て、なるべく両面テープや接着剤を使わず、車両への加工(削ったりして元の状態に戻せなくなる意)も行なわない方法で検討します。
何か問題が発生した時、元の状態に戻せる設計ができるかという事から考えるのは、加工、改造を行なう心得として大切です。その理由は、失敗しても別の方法で再検討が出来るからです。
テンダーを分解してみると、私の予想通りライト部品は、内部まで導光されていました。
しかも、「8620 東北仕様」の時の用にテンダー内にウエイトがびっしりと詰まっているのではなく、結構な空間があります。つまり、砲弾型の電球色LED(φ3mm)と、抵抗が十分収められる空間があります。
↓この度使用した電球色LED
電球色LEDと470オームの抵抗をハンダ付けし、自作LEDモジュールを制作します。
LEDの「アノード側(+側)」の抵抗よりLED本体側にある足は、ビニールチューブで絶縁します。この箇所は、ウエイトに触れる事はなさそうですが、もしウエイトに触れた状態で高い電圧が掛かると、LEDが破損しますので、絶縁対策は行っておくべきでしょう。
自作LEDモジュールの固定は、ウエイトにハンダ付けを行えば確実ですが、「なるべく車両への加工は行わない」方針で組み込みます。ウエイトを見ると、都合よくLEDモジュールの足が挟み込める場所があり、ここを利用して固定いたしました。
次にライトの導光プリズムの位置をよく確認して、LEDの光がプリズムに照射されるように微調整いたします。
これで、元の状態に組み戻し、テンダー側のヘッドライトが光るようになりました。
比較的お手軽にライトが追加できるこの方式を「ななつ式」と名付けましょう!(マテ)
本ブログ内で記しております「分解・加工・改造」は、全て自己責任で行なっており、実施した時点でメーカー様の保証を受けられなくなります。
従いまして、本ブログ内の記事をご参考にされ、同様の事を行なわれた場合、当方は、その責任を負えませんので、十分ご留意くださいませ。
WebSite : ななついろひととき
http://nanatsuiro.my.coocan.jp/
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