この機関車のテンダー(炭水車)にも、LEDライトが付けれそうなので実施!
先日(2021.04.14.)の記事、
◆鉄道模型、KATO「D51 一次形(東北仕様)なめくじ」のテンダー側に自作ヘッドライト追加!
で、KATOさんの蒸気機関車「D51 一次形 東北仕様(品番:2018-1)」のテンダーに、自作LEDヘッドライトを追加いたしました。
KATOさんの「D51 498(品番:2016-1)」は、結構以前に入手していたものの、当ブログではあまり登場しておりませんでした。
履歴を遡ってみますと、以下の動画「スローラン・グランプリ」で登場いたしております。
【鉄道模型】スローラン・グランプリ/史上最低速の戦い【機関車限定】
YouTubeさんで視聴
私の所有する機関車では珍しくナンバープレートが装備されておりますが、これは、模型製品として498号機という特定ナンバー機ですので、メーカー出荷時点でナンバープレートが装備されているからです。
この機関車も、テンダー側にLEDヘッドライトが追加できそうですので、実施いたしました。
写真に映っている緑色のピンセットの様な物は「LEDチェッカー」です。
LEDの極性(アノード、カソード)確認と、点灯確認が行えますので、ひとつ持っておくと便利です。
以下の手順は「D51 一次形 東北仕様(品番:2018-1)」の時と同じです・・・文章もほぼ同じです(殴)。
テンダーの構造を良く見て、なるべく両面テープや接着剤を使わず、車両への加工(削ったりして元の状態に戻せなくなる意)も行なわない方法で検討します。
何か問題が発生した時、元の状態に戻せる設計ができるかという事から考えるのは、加工、改造を行なう心得として大切です。その理由は、失敗しても別の方法で再検討が出来るからです。
テンダーを分解してみると、予想通りライト部品は、内部まで導光されていました。
しかも、「8620 東北仕様」の時の用にテンダー内にウエイトがびっしりと詰まっているのではなく、結構な空間があります。つまり、砲弾型の電球色LED(φ3mm)と、抵抗が十分収められる空間があります。
↓この度使用した電球色LED
電球色LEDと470オームの抵抗をハンダ付けし、自作LEDモジュールを制作します。
LEDの「アノード側(+側)」の抵抗よりLED本体側にある足は、ビニールチューブで絶縁します。この箇所は、ウエイトに触れる事はなさそうですが、もしウエイトに触れた状態で高い電圧が掛かると、LEDが破損しますので、絶縁対策は行っておくべきでしょう。
自作LEDモジュールの固定は、ウエイトにハンダ付けを行えば確実ですが、「なるべく車両への加工は行わない」方針で組み込みます。ウエイトを見ると、都合よくLEDモジュールの足が挟み込める場所があり、ここを利用して固定いたしました。
次にライトの導光プリズムの位置をよく確認して、LEDの光がプリズムに照射されるように微調整いたします。
これで、元の状態に組み戻し、テンダー側のヘッドライトが光るようになりました。
比較的お手軽にライトが追加できるこの方式を「ななつ式」と名付けましょう!(マテ)
大型の機関車で、テンダー側ライト点灯の必要性があるかどうか問われると、必須ではないですが、写真のようの単機で後退させる機会が多いなら、テンダー側のライトは有る方が引き締まると思います。
尚、現状では、ライトが光るとナンバープレートのすぐ上の隙間からも光が見えていますので、この箇所を埋めて遮光すればより実感的になります。
私は、光っていれば良いので、現状のままでも良しといたします!(おい)
本ブログ内で記しております「分解・加工・改造」は、全て自己責任で行なっており、実施した時点でメーカー様の保証を受けられなくなります。
従いまして、本ブログ内の記事をご参考にされ、同様の事を行なわれた場合、当方は、その責任を負えませんので、十分ご留意くださいませ。
WebSite : ななついろひととき
http://nanatsuiro.my.coocan.jp/
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