分岐マニアには堪らなく魅力的なレール…それが、シーサースクロッシングレール!
「シーサースクロッシングレール」とは「ダブルクロスオーバーポイントレール」と同じ意味です。他には「両渡り線」とも言われております。
この度の記事写真は、TOMIXさんの「電動ポイントN-PX280(F)(品番:1247)」で「ダブルクロスポイント」の旧製品です。
ん? 「ダブルクロスオーバーポイント」ではなく「ダブルクロスポイント」?
オーバーは?至ってない?
TOMIXさん公式サイトの製品ページでは「ダブルクロスポイント」と記されています。
TOMIX:電動ポイントN-PX280(F)
https://www.tomytec.co.jp/tomix/products/n/1247.html
なぜこれが旧製品なのかと言うと・・・道床の素材が黒粒入りで塗装方法も現行製品とは異なり、枕木は非光沢で側面まで塗装が回っている、ファイントラック登場時の外見だからです。個人的にこの初期の黒粒入り素材の初期ファイントラック製品の方が現行製品よりも好みです。
因みに、各レールの塗装による違いにつきましては以下の記事で詳しくお話しいたしております。
2019.11.28.
◆鉄道模型、TOMIXさんの線路の種類について
・・・で、この度入手した「旧ダブルクロスオーバーポイントレール」は、ここ数日、当ブログの記事をご覧くださったお方なら、予想は付くかと思われます。
そう!やっぱり欲しいのは、トングレール(可動レール)だけったりしって…(ぉぃ)
なぜ「トングレールだけが欲しい」のかは、以下の動画でお話しいたしております。
【鉄道模型】さらなる脱線対策!TOMIX ポイントのトングレール交換!/KATO 8620 蒸気機関車 DE10 JR九州仕様/ナレーター:新人VTuber 水風七夏【Live2Dモデル】【検証動画】
YouTubeさんで視聴
私のメインの固定式レイアウトに設けている茶色道床のダブルクロスオーバーポイントでも、稀にKATOさんの8620形が脱線する事があり、トングレール交換は、その対策です。
・・・しかし、現行製品の「ダブルクロスポイント」に関しては、旧ファイントラック製品と同じトングレールを使用しているような気がいたします。さらに、このトングレールは標準ポイントとも共通した部品の様に思えます(勿論、左右の違いはあります)。
もし、新旧ダブルクロスと、標準ポイントで同じトングレールが使われているのなら、私の固定式レイアウトに使われている他の茶色道床ポイントレールの標準ポイントレールに関しましては、現行製品のダブルクロスオーバーポイントを入手して置き換えれる事が可能になり、入手難易度はかなり下がりそうです。
まだ、ダブルクロスオーバーポイントと標準ポイントに使われているトングレールが同じ形状か、厳密に確認しておりませんので、後ほど検証してみようと思います。
・・・しかし、トングレールの為だけにダブルクロスを何本も購入するのは・・・はっきりと「歪んでいる」という、自覚はあります(苦笑)。
どんな手を使ってでも、私の固定式レイアウトの走行安定性が上がり、脱線率が下がるなら、トングレールの為だけにダブルクロスオーバーポイントを入手する事も「究極のレイアウトを目指す事」に繋がるのではないかと考えております。
WebSite : ななついろひととき
http://nanatsuiro.my.coocan.jp/
コメント
コメントありがとうございます!
おいちゃん 様
TOMIXさんの茶色道床のダブルクロスオーバーポイントレールで、ご紹介くださいましたリンク記事の製品は、裏面がグレー色の鉄板が使われているようですので、かなり初期の製品だと思います。その後、茶色道床のダブルクロスオーバーポイントのネクストネオ製品が発売され、ポイント切り換えは、交流(A.C.17V)から直流(D.C.12V)に変更されました。
最初期の交流で切り換えるタイプのポイントレールは、線路の形状や接続に関しては現行製品と互換性が有るものの、内部構造や切り換え制御は全くの別物となっており、本記事のような旧ファイントラックの「ダイキャストのトングレール」と交換する事は、恐らく出来ないでしょう。
改良の為、仕様が変わるのは仕方がない所もございますが、基本的な線路に関しましては、なるべく仕様変更が無い事を、メーカー様には望んでおります。
ダブルクロスポイント
前にコメントした者です。Tomixの旧製品の茶色道床のダブルクロスオーバーポイントの分解した記事を http://blog.livedoor.jp/idobatakaigivrm3-ts2017/archives/27197991.html に書いていました。旧製品の茶色道床は、その中でも時代で種類が違うようで 自分の場合だと電気関係の通電部分がどうなっているのか わからず直せませんでした。直線レールだと線路の厚さも違う種類もあり旧製品を 使うのは、中々難しいですね