◆鉄道模型、TOMIX、「小田急ロマンスカー50000形VSE」先頭車の自作室内灯5V仕様化！

これは、なかなか手間の掛かる加工となりました。

写真はＴＯＭＩＸさんの「小田急ロマンスカー５００００形ＶＳＥ（品番：９２７５４）」です。

昨日(2022.10.04.)の記事、
◆鉄道模型、TOMIX、「小田急ロマンスカー50000形VSE」自作室内灯12V仕様の状態を動画撮影！

で、１２Ｖ仕様テープＬＥＤ装備状態の撮影も行い、いよいよ、５Ｖ仕様化の作業を開始いたしました！

まず、最も難易度が高いと思われる先頭車から作業を行ないました。

１２Ｖ仕様テープＬＥＤ自作室内灯の制作時も、かなり試行錯誤と手間を掛けた記憶が残っております。

先頭車の展望室へ灯りを届けるのは勿論の事ですが、この箇所の１番前の座席まで十分な灯りを届ける事と、ボディ天井に有る段差へ対応させる為、銅線バイパスを行ないました。

この方法は、先日、５Ｖ仕様化を行った「小田急ロマンスカー１００００形ＨｉＳＥ（品番：９８６０９）」の先頭車の５Ｖ仕様化で用いた手法の応用で、先にこの方法を確立できていた事が大きな意味を持つ事になりました。

さらにＬＥＤ数を増やす為、キハ６５形でテープＬＥＤを切断して間隔を詰めた時の作業を実施、連接部品がある扉の箇所までチップＬＥＤを割り当ててみました。ここまで行う必要は無いと思われますが、可能な限り灯りを隅々まで届けたい思いから、実施いたしました。

尚、先頭車は、台車がひとつあるものの、集電台車ではなく、通電カプラーによる隣の車両のからの給電となる為、写真の点灯確認では動力車（まだ１２Ｖ仕様の状態）と組み合わせて点灯させております。

５Ｖ仕様化で、私の固定式レイアウトの電圧降下の大きい区間でも、問題なく点灯できるようになる事、本線でも安定した灯りが得られるようになりました。

また、先頭車の先端付近まで灯りが届くようになった事も、わずかですが効果が現われております。

しかしながら、２箇所ある扉の付近は、ひとつは給電用のポケット、もうひとつは連接部品が来るので、十分な灯りを届けることが出来ず、これは車体の構造上、灯りを届けるのは不可能に近いと思います。扉付近にバイパスでＬＥＤを追加すれば、実現できるかも知れませんが、かなり難易度が高くなりますので実施はいたしません。まあ、扉なのでそれ程明るくなくても良いと思う事にいたします。

今回の作業は、かなり試行錯誤を行なったので、通常の３倍くらい時間を要しました。

他の中間車は、素直な方法で５Ｖ仕様化が行えれば・・・と願っております。

引き続き、残りの中間車両の５Ｖ仕様化を行なってまいります。

１２Ｖ仕様のテープＬＥＤを、５Ｖ仕様のテープＬＥＤに置き換えたい理由につきましては、以下の動画でお話しいたしております。

【鉄道模型】絶対知ってほしい！12Vと5VのテープLED室内灯比較！／TOMIX 485系しらさぎ新塗装色／レイアウト等／新人VTuber 水風七夏制服姿 (CV:紲星あかり)【検証走行動画】
ＹｏｕＴｕｂｅさんで視聴