現在、DDR5メモリーが高価なので、既に所有しているDDR4メモリーを流用して、パソコンを強化計画中です。
以前(2025.12.08.)の記事、
◆鉄道模型シミュレーターNX に使うパソコンのグラフィックカードをGTX1080からRTX5070Tiに交換実施
で、グラフィックカード(GA)を「GTX1080」から「RTX5070Ti」へと交換実施いたしましたが、CPUやマザーボードは交換しなかった為、グラフィックカードのみが突出したスペックとなっております。
現在のパソコンで「鉄道模型シミュレーターNX」の動作が重たい訳ではございませんが、ライブ配信で、VTuberキャラクターや、AI音声など、重たいソフトを多数起動した場合、力不足の状態になる事もあるので、この度、CPUとマザーボードを交換する計画を行ないました。
現在のCPUは「Intel CPU Core i7-7700K」で、2017年の発売です。
マザーボードは「ASUS ROG STRIX Z270F GAMING」で、こちらも2017年の発売です。
「i7-7700K」と「Z270F」の組み合わせでも、重たい作業でなければ現在でも何ら問題なく使えます。当時はハイエンドだった構成も、9年経過しているので、2026年の現行パソコンと比べると、かなりパフォーマンスが低い評価となってしまっています。
ハイスペックなパソコンを新調すると、30~50万円ほどの予算が必要になりますが、現在のパソコンに使っているパーツを可能な限り流用すれば、10万円以下で2年前程度のハイスペックパソコン環境が手に入るみたいですので、この度は新調ではなくパーツ交換によるアップグレードで検討いたしました。
最大の利点は、新調するよりも費用が掛からない点ですが、それ以外にも余剰パーツを少なくできる事、現在のOS環境をそのまま引き継げる事も挙げられます(それでもソフトのライセンス移行手続きは必要)。
現時点で最新のインテル製CPUは、「Core Ultra 7 270K Plus」などです。
当然、最新のCPUの方が色々な点で優れているのですが、「Core Ultra 7 270K Plus」は、対応するメモリーがDDR5規格となっております。
現在のパソコンは、DDR4規格のメモリーを64GB搭載しており、DDR5のメモリーを64GB新規購入しようとすると、10万円程度の予算になるみたいです。
DDR4メモリーをDDR5メモリーに変えても、体感速度はそれほど変わらない(勿論、細かく評価すれば違いはございます)ので、さほど変わらない要素に10万円の予算を組むのは勿体ないでしょう。
そこで現在使用しているDDR4メモリー64GBを流用するため、DDR4に対応したマザーボードから検討いたします。
この度もASUSさんのマザーボード製品より「ASUS TUF GAMING B760-PLUS WIFI D4」を選びました。
CPUは、第12世代と第13世代のi7シリーズに対応しておりますが、BIOSアップデートで第14世代i7シリーズにも対応できるみたいです。
選んだCPUは「intel 第14世代 CPU Core i7-14700K」で、「i7シリーズ」としては最終世代となります。
CPUはなるべく高性能な製品を選んでおく方が長期的に使えますが、ひとつ上の「intel 第14世代 CPU Core i9-14900K」になると、性能向上幅は小さのに対し、消費電力と発熱がかなり上がるみたいです。
intel 第14世代 CPU Core i9-14900K
この度も、CPUは空冷で検討しております。「i7-14700K」ですら、フルパワー動作だと空冷で冷却しきれなくなるとの事ですので、PL1/PL2の設定で電力を制限して使えば多少、フルパワー時と比べてパフォーマンスは落ちますが、通常の使用状態でのパフォーマンスには殆ど影響しないそうですので、「i7-14700K」と「空冷ファン」にいたしました。
空冷のCPUクーラーは「Thermalright Phantom Spirit 120 Se Argb」を選びました。
このCPUクーラーは、280Wまで対応しているのですが、PL1/PL2の設定を180Wまで下げれば、十分冷却ができるのではないかと予想いたしております。
空冷ファン「Thermalright Phantom Spirit 120 Se Argb」に「CPUグリス」が付属されているみたいですが、少しでも発熱を抑えたいので、超高熱伝導率、長期耐久のCPUグリスを検討いたしました。
選んだCPUグリスは「ARCTIC MX-7 (4g) – 究極性能サーマルペースト」です。
マザーボード、CPU、CPUクーラー、CPUグリスの4つのパーツ選定を行ない、入手いたしました(記事写真)。
掛かった費用は、消費税込みで、
マザーボード : 18,100円
CPU : 55,969円
CPUクーラー : 5,509円
CPUグリス : 1,080円
合計 : 80,658円
です。
これだけの費用(約8万円)で、2年ほど前のハイスペックパソコン並にアップグレードできるのなら、良い方ではないでしょうか?
2年ほど前と記してますが、2026年9月現在でも十分ハイスペックと言える評価がされております。ただ、CPUのソケットがLGA1700で、最新ではないため、今後CPUのみのアップグレードは望めない(14世代i9が選択できますが、14世代i7からのアップグレードとしては、お勧めできません)事が注意点です。
今後、アップデートする事になったら、その時はCPUと、CPUファン、マザーボードに加え、メモリーも交換する事になるでしょう。
最新CPU「Core Ultra 7 270K Plus」で検討した場合、CPUの値段は6万円ほどで、「i7-14700K」とさほど値段差がなく、CPUだけで見れば「Core Ultra 7 270K Plus」の方が良いのですが、DDR5メモリーを64GB分追加購入しなければならず、さらに10万円ほどの費用が掛かります。
CPUとしては、インテル製だけではなく、AMD製の「Ryzen」シリーズが有り、「i7-14700K」の対抗CPUは「Ryzen 7 7800X3D」になるそうです。
「Ryzen 7 7800X3D」に対応したマザーボード「TUF GAMING B650E-PLUS WIFI」
もし、この「Ryzen 7 7800X3D」と「TUF GAMING B650E-PLUS WIFI」の組み合わせの場合、対応メモリーはDDR5になるので、この度のアップグレード検討候補から外れました。
現在は、AMD製の「Ryzen」シリーズの方が、ゲームパフォーマンスと消費電力の点で優れているという評価がされております。
ただし、「Ryzen」は、ゲーム単体として起動して使う用途には優れておりますが、「8コア / 16スレッド」の為、ゲーム配信のように多数のソフトを同時に起動する使い方の場合は、「20コア / 28 スレッドの i7-14700K」の方が有利でしょう。
そもそも、物理コア数はパフォーマンスに直結しますが、スレッド数は物理コアの隙を付いて動作するので、物理コアが100%の使用率の場合、スレッドは機能できません。
私は、ゲーム以外に、Live2DでVTuberキャラクターモデル制作や、動画制作などのクリエイティブ用途でもパソコンを使いますので、この度の部品構成になりました。
この度選んだマザーボードのチップセットは「B760」で、「Z790」のようにオーバークロックはできないみたいですが、空冷ファンで、PL1/PL2の電力設定を180Wまで下げる用途なら「B760」の方がコストパフォーマンスに優れています。
CPUのオーバークロックは考えておりませんので、その分、基本クロックの高い「K付きCPU」を選んでおきました。
現在使用しているグラフィックカード「RTX 5070Ti」は、現在のCPU「i7-7700K」だと、CPUが足を引っ張る事になりますが、この度、選んだCPU「i7-14700K」では、4K解像度環境で使う場合、CPUとグラフィックカードのバランスは良いという評価がされています(2K解像度ではCPUが足を引っ張る事があるという評価)。
パソコンは、自身の使用方法によって、適した構成が変わってまいりますので、大前提として、どのような目的でパソコンを使うかの軸をはっきりとさせた上で、スペックの検討を行なうべきでしょう。これは、自作ではなくBTO(Build To Order)パソコンを検討する際も同様です。
勿論、予算が許すのなら単純にハイスペックのパソコンを検討すれば良いのですが、それでも、CPUはインテルとAMDのどちらのCPUが自身のパソコンの使い方に適しているかは、意識しておく方が良いでしょう。
さて、必要な部品は揃ったので、あとはどのタイミングでパーツ交換を実施履行するか計画するのみです。
色々と制作や、ライブ配信の事を考えると、なるべく早く、短期間で実施できればと思っております。


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