◆鉄道模型、TOMIXさんのフラノエクスプレスは謎の多い製品です

鉄道模型、全般記事

なぜテレホンカードが付いているのか…そんな疑問から始まったのは、TOMIXさんの「ラストラン フラノエクスプレス(品番:92910)」という製品。

パッケージを開けると、今までの同社の製品とは少し異なる雰囲気・・・というか違和感を覚えました。

1.テレホンカードの付属
2.インレタとシールが重複した内容で封入
3.ウレタンの位置
4.常点灯に関する説明文が謎
5.動力車の電気的配線設計

私は「フラノエクスプレス」の実車について、殆ど知識は無く、車体のデザインが好みだったので、この製品を購入いたしました。

「1」のテレホンカード付属は、何かの記念品なのでしょうね。ただ、テレホンカードが付属しない製品(品番:92042)もあるようです。

「2」のインレタとシールの付属は「フラノエクスプレス」として考えると、内容が重複しております。でも「選択できる事」は喜ばしい事です。

「3」のウレタンの位置・・・写真からも分かると思いますが、一番下の車両がスリーブと重なっており、取り出しにくいです。スリーブと干渉しないよう、もう少し上に詰めることは十分に出来ます。何か意図があってこの位置になっているのでしょうか?

「4」の常点灯に関する説明文に関して、取扱説明書には以下の記述があります。

『この製品のヘッドライト、テールライトは常点灯対応となっています。従来のコントローラーを用いても点灯状態をお楽しみいただけますが、別売の常点灯プリント基板を交換するだけで、~以下略~』

「常点灯対応」と記されているのに、別売の常点灯プリント基板を交換とは・・・!?

恐らく、「常点灯」に対応しており、別売の常点灯プリント基板交換・・・という解釈になるのでしょうね・・・誤植ではなく、文章そのものが問題です(苦笑)。

「5」動力車の電気的配線設計に関しては、以前に分解メンテを行なった時に気付きました。これに関しては、改めて分解写真を撮り、ここで記せればと思います。

「ラストラン フラノエクスプレス(品番:92910)」という製品は、旧動力(スプリングウォーム動力伝達方式)ですので、低速走行は現在のフライホイール付き動力車と比べ滑らかではなく、走行音も大きめです。しかし、ディーゼル機関車ですので大き目の走行音はかえって「味」になっていると思います♪

レイアウトに乗せて、写真を撮影してみました♪

いずれ、走行動画も撮ってみようと思います♪

2020.10.24.追記
フラノエクスプレスの走行動画(室内灯非装備)です!

【鉄道模型】フラノエクスプレス(CG走行アニメあり)【走行動画】
YouTubeさんで視聴

自作テープLED室内灯を装備させたフラノエクスプレスの走行動画です!

【鉄道模型】稀な現象発生!TOMIX フラノエクスプレス 自作テープLED室内灯装備、非装備状態と比較、夜間走行あり【走行動画】
YouTubeさんで視聴

WebSite : ななついろひととき
http://nanatsuiro.my.coocan.jp/

コメント

  1. T.MONDEN より:

    コメントありがとうございます!
    123A 様
    品番92910と92042の詳細な情報をご提供くださり、お礼を申しあげます。
    品番92042は、さらに11年も前の製品だったのですね。
    現在でしたら、ライト類はLEDへの交換で常点灯化を行なう方が良さそうですね。

  2. 123A より:

    Unknown
    92910は92042に実車引退記念のテレカとインレタを特別付属させてスリーブ等の印刷物を差し替えただけの製品なので、それ以外は92910の11年前に発売された92042と何ら変わりありません。

    92042発売当時常点灯は存在しないので、当然製品本体は92042のままですから対応しないです。

    シールが92042のもの、インレタは92910限定品です。92910は92042の最終生産品に当たり、これ以降のNゲージ製品はありません。

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