◆専用設計を行なう!「小田急ロマンスカー50000形VSE」に自作室内灯を追加!

鉄道模型、室内灯組込

通電カプラーによる安定した室内灯の光を期待しましたが…

写真はTOMIXさんの「小田急ロマンスカー50000形VSE(品番:92754)」です。

この車両も「小田急ロマンスカー10000形HiSE」同様、車両の連結部に台車のある「連接台車」ですが、両端の台車以外は通電カプラーによって電気的に接続されており、ヘッドライト、テールライト、走行はとても安定しております。

この車両に自作室内灯を追加すると、安定した光になり「明日は晴れる」でしょう。

自作のテープLED制作手順は「103系(関西線)」の記事にて、画像付きで掲載いたしております。

恐らく、室内灯の組み込みは、一筋縄ではないだろうと思っておりましたが、車両を分解してみると・・・

先頭車の集電スプリングが納まる場所は扉の辺りで、自作テープLEDの汎用的な作り方では展望室に灯りが届きません。写真右上のように、テープLEDを2ユニット用いて、ブリッジダイオードと集電スプリングの位置を専用設計いたします。
写真左下のように、余剰分となる1個のLEDは切断せず、車体上方向へ折り曲げます。

写真右下、中間車はテープLEDを1ユニット使用する汎用的な作り方です。

動力車は、テープLEDを2ユニット使用し、余剰分は上側へ折り曲げました。

全ての車両に室内灯を組み込み、走行させてみました。

・・・写真では先頭車の展望室まで光が届いており良い印象ですが、走行させてみると、結構瞬きます・・・明日も雨が降るでしょう・・・OTL

通電カプラーで編成全体が電気的に接続されているのに、室内灯が瞬くという事は、線路からの給電が完全に断たれているから・・・とは限らず、別の要因がありそうです。先頭車を除く9個の台車による一斉集電なので、線路からの給電が完全に断たれる可能性はかなり低いでしょう。

やはり、電圧降下によるLEDが十分に光る電圧に達していない事による発光不安定の可能性が考えられそうです。
試してはおりませんが、全開走行で室内灯が瞬きが減れば、電圧不十分という事が考えられそうです。

通電カプラー装備車でも室内灯が瞬く原因を究明して、走行動画を撮ってみたいです。

「小田急ロマンスカー50000形VSE」は、以下の動画「スローラン・グランプリ」で、ギャラリーとして走行しています(13:05辺り)。

【鉄道模型】スローラン・グランプリ/史上最低速の戦い【機関車限定】
YouTubeさんで視聴

WebSite : ななついろひととき
http://nanatsuiro.my.coocan.jp/

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