鉄道模型を始める際、TOMIXさんとKATOさんのどちらのレールシステム(線路)を使用するかという選択に迫られます。
このような事(どっちがいい?)は、散々語り尽くされおり、枯れ果て化石化された話題でしょうけど、鉄道模型を始めるにあたり最初の大きな分岐点のひとつである事は確かでしょう。
写真は当方所有のTOMIXさんの「ベーシックセット EX-N」という製品と、追加購入の車両です。
私はこの製品の購入が現在の固定式レイアウトの礎となっています。
何故、TOMIXのベーシックセットを購入したか・・・確か、この商品は模型専門店ではなく「トイザらス」だった記憶が残っております。「トイザらス」の入店して「何か買わないと店を出にくいあの出口付近の構造」に負けた訳ではございません(苦笑)。
高価な鉄道模型を購入するにあたり、ある程度は事前に調べていました。日本国内でのレールシステムは、TOMIXさんとKATOさんの2大メーカーがあり、それ以外のメーカーのレールを選ぶと茨の道でしょう。
TOMIXさんを選んだ理由は、
1.道床の色が茶色
2.常点灯システムに対応
3.ポイントレールの種類が豊富
4.ふたつのポイントレールを同時に切り替えられる
5.ターンテーブル(転車台)がある
という理由です。しかし、現在は「1」の茶色道床レールは生産終了、「5」のターンテーブルはKATOさんからも発売されております。
「ベーシックセット」のように線路と車両が一式パッケージされた製品よりも、「マイプラン」という線路とパワーユニット(コントローラー)のみのセットを購入し、車両は別の製品を選択するという方法もあって、その方が良かったかなと思います。「EF66」の「あさかぜ」が嫌だった訳ではなく、むしろこのようなブルートレインを購入しようと思っていたくらいです。
では何故、「ベーシックセット」よりも別々の方が良いのかと言う理由は、車両の専用ケースが無いのです・・・OTL
最初のうちは良いのですが、そのうち線路は固定してしまい、車両をしまう時にこの無駄に大き過ぎるケースに収納しておりました。
ベーシックセットパッケージ裏面に、増結用の車両が3両紹介されておます。
これに誘導され3両追加購入・・・この3両はしっかりとした透明なケースに入っており、ベーシックセットの車両と別々に収納という状態・・・それが徐々に鬱陶しくなってきて、専用の車両ケースを購入し、「EF66」のみ専用ケースに収まらないのでベーシックセット内の発泡スチロールをカットして、増結用車両のケースに詰め込んだのが、扉絵の写真です。
従って「EF66」専用の車両ケースが無い状態です・・・OTL
その点、KATOさんの「スターターセット」は、車両が市販の製品と同様のケースに収まってパッケージされております。この点に関してはKATOさんの方が良いと思います。
その他、TOMIXさんとKATOさんとでは複線の間隔が異なるようです。TOMIXさんの方が複線間隔が広く、KATOさんの方が現実に近いとされております。
TOMIXさんにして良かったと思う点は、自分の要求するレイアウト要素がほぼ実現出来た点です。
詳しくは、「◆鉄道模型「レイアウト」の紹介」をご参照くださいませ。
あとは、「鉄道模型シミュレーター(VRM)」でTOMIXさんのレールシステムが採用されており、親和性が高いという点も良かったと思ってます。
ただ、その豊富な種類のポイントレールが切り替わらない時が結構あって、それがストレスになっています。「TCSハイパワーポイント電源N」という24ボルトで切り替えられる製品も登場しておりますが、パワーユニットを最初から24ボルト化でお願いしたいところです。
茶色道床レールが生産終了となった為、最初は茶色1色で統一されていたレールの色がバラバラになってしまい、見栄えがあまり良くなくなってしまいました。
今、思い付いた事を記しましたが、現時点でダブルスリップやカーブポイントを使いたければ、TOMIXさん1択となるでしょう・・・いえ、ジョイントレール(TOMIXさんとKATOさんの線路を繋げる線路)を用いてTOMIXさんしか無いポイントレールを使用して、他はKATOさんのレールという方法もありますね。ポイントの切り替えには「TCSハイパワーポイント電源N」を用いれば良いでしょう♪
以下、参考リンクです。
↓TOMIXさん「ベーシックセット」
https://www.tomytec.co.jp/tomix/nyumon/basicset.html
↓TOMIXさん「TCSハイパワーポイント電源N」
https://www.tomytec.co.jp/tomix/products/n/5529.html
↓KATOさん「スターターセット」
http://start.katomodels.com/start/guide/category/4/blogid/1
KATOさんの「スターターセット」も種類によっては、車両が専用のケースに入っていない製品があるかも知れません。
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