◆鉄道模型、車掌車「ヨ8000(現行製品)」に室内灯を装備!

鉄道模型、室内灯組込

今回は、室内灯のチップLED用に並列回路を設けます!

昨日の記事(2020.02.27.)の記事、
◆鉄道模型、車掌車「ヨ8000」に室内灯を付けてみましたが…
で、TOMIXさんの車掌車「ヨ8000」旧製品に電球色室内灯を装備いたしましたが、今回は現行製品に白色室内灯を装備いたします。

極小チップLEDの仕様
1608 自然白色
3.0V 20mA
5200k / 600mcd

抵抗の仕様
470オーム
1/4W

上記部品は、美軌模型店様で購入いたしました。
http://making-rail.com/

ブリッジダイオード
MB6S 0.5A 500mA 600V
ブリッジダイオードは、アマゾンさんで購入です。

旧製品とは全く構造が異なりますが、電気的な回路設計は、ほぼ同じです。元々付いていたチップ抵抗が1000オーム(1Kオーム)ですので、追加するチップLEDの保護用として使うと、昨日の「車掌車 ヨ8000(旧)」の時のように暗い室内灯になりそう・・・あ、ここで自然と暗いという認識があるという事は、やはり旧製品の方の電球色LEDも専用に回路を組んだ方が良いという事でしょうね。

従いまして、今回はチップLED専用に並列回路を組む事にいたします。
基板パターンには、表裏を接続するスルーホールが二箇所、これを利用する方法もありますが、基板に実装されているLEDとチップ抵抗から並列分岐を行なう事にいたしました。
ブリッジダイオードと追加する470オームの抵抗を、床下ケース内に納める為にはスルーホールを利用すると配置的に厳しそうだった為です。

TOMIXさんの「ヨ8000」へ室内灯を追加されるユーザーさんは結構いらっしゃるようです。私が室内灯を装備するのに意識した点は、

・後々のメンテナンスの行ないやすさ
・LEDの光は天井から床方向へ照射
・床下ケースから上に出るのはLEDとリード線のみ

となります。

ライト基板(プリント基板)に、ブリッジダイオードと抵抗をハンダ付けします。
丸番2、ブリッジダイオードの入力のひとつは赤色LED、もうひとつはチップ抵抗から頂きます。
丸番3、ブリッジダイオードの出力側に抵抗を付けます。
丸番4、ブリッジダイオードのもう片方の出力にリード線を付けます。
丸番5、床下ケースにピンバイスで穴を開けます。
丸番6、開けた穴にリード線を通し、先にチップLEDをハンダ付けします。
丸番7と8、LEDの点灯確認

並列で室内灯用の回路を組んだ事により、十分な明るさとなりました。使用したチップLEDは広範囲へ光が拡散するタイプですので、お勧めできます!

ただ、この方法は、上で「メンテナンスの行ないやすさ」と記しておきながら、LEDを付けてしまった時点で、完全な分解が出来ない状態となってしまいました(苦笑)。
従いまして、本当の意味でのメンテナンスの行ないやすさを求める場合は、床下内にソケットを設けて、リード線を付けたLEDと分離できる構造にするべきでしょう。
まあ、LEDは超寿命な為、適正な電流/電圧内で使用すれば、もうライト基板まで分解メンテを行なう必要はないと思いますので、今回はこれで良いと思います。

もう一点、現状では窓から2本のリード線が見えてしまってます。リード線を黒く着色すると多少は目立たなくなるかも知れません(白い光だとかえって目立ってしまう?)。
リード線を床から角に走らせて、そこから上に配線する方法が最も良いかも知れませんが、難易度は高くなりますね。

お約束事ですが、分解や改造加工は自己責任です。本ブログ内の記事をご参考にされ、同様の事を行なわれた場合、当方はその責任を負えませんので十分ご留意くださいませ。

WebSite : ななついろひととき
http://nanatsuiro.my.coocan.jp/

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