◆鉄道模型、問題です!TOMIXさんのレイアウトプランA+Bの横幅を変えずに駅を1両分長くするには?(回答編)

鉄道模型、レイアウト

私にとって理想的なレイアウトとは?

昨日(2020.04.29.)の記事
◆鉄道模型、問題です!TOMIXさんのレイアウトプランA+Bの横幅を変えずに駅を1両分長くするには?(質問編)

の回答例です。

現在の私なら、この画像の下の図のようにレールを配置いたします。多少縦方向にレイアウトサイズが大きくなりますが、横幅は同じです。

追加したレールは、

・S72.5・・・・・2本
・S99・・・・・・・3本
・C280-15・・・4本

で、余りのレールは、

・S70・・・・・・・2本

となります。

レイアウト図の「S99」の左側で、カーブレール「C541-15」僅かに干渉しますが、実物では問題とならない誤差の範囲でしょう。

この、駅を車両1両分延長したレイアウトは、TOMIXさんの公式レイアウトプラン図に対して、待避線側がS字にならない特徴もあります。これは、脱線のリスクが減り、列車の走行速度の制限も緩くなります。

特にKATOさんの「スーパーあずさ」のような「振り子機能」を装備した車両は、S字で脱線しやすい傾向がある為、レイアウトにS字要素を持たせない方が安定走行という点において有利でしょう。

ただ、私は、ポイントレールのS字を、くねりながら走行する列車を眺めるのも好きですので、そういう場合は、TOMIXさん公式のレール配置が良いのかも知れません。

もうひとつ、「S字要素が無い」ので、建築限界の制限も緩くなり、駅の端に車両が衝突するリスクも軽減されます。TOMIXさんの「485系 しらさぎ(品番:98652)」の「クモハ485-200」のように、運転台側のオーバーハングの長い車両(台車中心から車端までの距離が長い車両)の運転にも有利と言えるでしょう。

現在、当方の固定式レイアウトでは、カーブポイントを使用して駅の有効長を稼いでおりますが、このレイアウトを設計した当時は、今回のような考え方が出来なかった為で、今後、新たにレイアウトを考えるなら、今回のようなレール配置を行なうかも知れません。

当方の固定式レイアウトの本線は、ポイントレールの切り替えによって、

「安心して放置走行できる状態」
「脱線のリスクは高くなるけど、S字のくねり走行が楽しめる状態」

をも切り替えられるように意識して設計しております。
しかし、立体交差の要素がほしくて、碓氷峠の如く厳しい勾配を設けてしまったので、車両によっては走行が安定しません。その辺りは設計ミスと言えるでしょう・・・OTL

沢山の要素を詰め込みながらも、それでいて多くの車両が安定して走行できるレイアウトが、私にとって理想的なレイアウトだと言う事です。

WebSite : ななついろひととき
http://nanatsuiro.my.coocan.jp/

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