◆鉄道模型、ダブルクロスオーバーポイントレールを扱う時に知っておきたいこと(応用編)

鉄道模型、レイアウト

レイアウトにポイントを追加する場合は、事情が変わってきます。以下のレイアウト図の場合、どこにD.C.フィーダーを設けますか?

昨日(2020.05.29.)の記事
◆鉄道模型、ダブルクロスオーバーポイントレールを扱う時に知っておきたいこと(回答編)

の応用編です。

D.C.フィーダーが4個ある場合は「A」「B」「C」「D」と、ダブルクロスポイントを囲むように配置するのが良いと記しました。
これは、ダブルクロスオーバーポイントレールを通過する列車に最も安定した電力を供給できる点に加え、レイアウト上に他のポイントレールを配置する時の自由度が上がるからです。

今回の図面のように、外回り線にヤード(留置線)を1本追加します。
TOMIXさんのポイントレールは、基本的に根元側にD.C.フィーダーを接続する必要があります。

この場合、「A」の場所にD.C.フィーダーを配置すると、ヤードのポイントを分岐側に切り替えた時、灰色の箇所は電気が流れません(この特性を上手く利用する方法もありますが)。
「B」の場所にD.C.フィーダーを配置すると、ヤードのポイントを分岐側に切り替えた時、水色の箇所は電気が流れません。

このようなレイアウトの場合は「A」と「B」の2箇所にD.C.フィーダーが必要になります。

当方の固定式レイアウトでは、ダブルクロスオーバーポイントレールを囲むようにD.C.フィーダーを配置(一箇所配置できなかったので力技です)しております。

【鉄道模型】レイアウト紹介1!TOMIXさんを選んで良かった事/トワイライトエクスプレス 瑞風、ななつ星in九州【走行動画】
YouTubeさんで視聴

今回のレイアウト図面のようにポイントレールを1個しか使用しない場合、ヤードとしての機能・・・車両の交換は行ない難いので、ポイントを2個使用するのが基本です。
説明をを簡素化する為、ポイントレールは1本とさせて頂きました。

「ダブルクロスオーバーポイントレール」は、複線を繋ぐ線路ですが、電気的には「繋がっていない」という点をしっかりとご理解頂き、レイアウトにご活用頂ければと思います!

WebSite : ななついろひととき
http://nanatsuiro.my.coocan.jp/

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