常点灯を取るか、逆起電力対策を取るか…しかし、このコンデンサーの役割りが、今ひとつ分からない…
昨日(2021.06.11.)の記事
◆鉄道模型、なぜ動力台車がひとつなの?KATO「叡山電鉄900系 青もみじきらら」レビュー動画投稿しました!
で、KATOさんの「叡山電鉄900系 青もみじきらら メープルグリーン(品番:10-1528)」のレビュー走行動画を制作、投稿いたしました。
【鉄道模型】なぜ動力台車がひとつなの?KATO 叡山電鉄900系 青もみじきらら 色々検証しました/ナレーター:VTuber水風七夏(バーチャルYouTuber)【レビュー走行動画】【Live2D】
YouTubeさんで視聴
上の動画でお話いたしておりますが、この車両の動力車側(パンタグラフのある車両)は、停車時にヘッドライト、テールライトを点灯させる事が出来ません。
この現象に関しましては、以下の記事でも記しております。
2021.04.20.
◆鉄道模型、TOMIXさんとKATOさんで、同じ機関車が競作となった場合、TOMIXさんを選ぶ事が多い理由が、この辺りにあると言えます
TOMIXさんの製品ではないので、常点灯に正式に対応していないのは理解しておりますが、トレーラー車側と動力車側で、ライトの反応が異なるのは、アンバランス感が否めません。
原因となっていると思われる「コンデンサー」を撤去いたしました。
この「コンデンサー」の役割は、モーターから発する逆起電力で、進行方向に対応しないライトが点いてしまう現象を低減させる事だと思われます。
常点灯を取るか、逆起電力対策を取るか・・・この度は、アンバランス感を無くす為に、常点灯を取ることにいたしました。
コンデンサーは、ライトカバーを外すと、すぐに見えました。このコンデンサーを撤去いたします。
本来は、ライト基板を完全に取り外してから、コンデンサー撤去の作業を行なうべきですが、この基板を車体から外すのは、結構面倒ですので、この状態から直接ハンダゴテを用いて撤去いたしました。
早速、私の固定式レイアウトで走行させてみました。
コンデンサー撤去後は、狙い通り、停車時から明るくヘッドライト、テールライトが点灯するようになり、トレーラー車側とのアンバランス感も無くなりました。
この副作用として、モーターから発する逆起電力により、進行方向と反対側のライトが点灯してしまう現象(本来はテールライトが点灯しなければならない状態なのに、ヘッドライトも瞬くように点灯する現象)が発生するかと思いましたが、私の所では、そのような現象は確認できず、ますます、このコンデンサーの役割りが謎です。
しかし、使用するパワーユニットやパワーパックによっては、モーターから発する逆起電力の影響を受ける可能性はあるので、標準仕様としてコンデンサーが装備されているのかも知れません。
今回の加工は、簡単かつ、効果的だったと思います。
本ブログ内で記しております「分解・加工・改造」は、全て自己責任で行なっており、実施した時点でメーカー様の保証を受けられなくなります。
従いまして、本ブログ内の記事をご参考にされ、同様の事を行なわれた場合、当方は、その責任を負えませんので、十分ご留意くださいませ。
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