フレキシブル線路が扱うと、レイアウト制作の制限は、かなり緩和されますが…
昨日と先週、TOMIXさんと、KATOさんのレールシステムについての特徴や、両者を選ぶよりも前に知っておいて欲しい事についての動画を投稿いたしました。
【鉄道模型】TOMIXとKATO どちらを選ぶ?それぞれの特徴とは?/EF30 EF66 レイアウト等/ナレーター:新人VTuber 水風七夏 水着姿 お披露目☆【Live2Dモデリング】【講座動画】
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【鉄道模型】TOMIX KATO どっちを選ぶかよりも大切な事/EF30 C57 レイアウト/ナレーター:新人VTuber 水風七夏 水着姿 (CV:紲星あかり)【Live2Dモデリング】【講座動画】
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上の動画では、あまり積極的に触れなかった話題として、「フレキシブル線路」がございます。
この理由は、フレキシブル線路は固定式レイアウト前提での使用となり、入門用として、最初に選ぶべき製品ではないという点と、KATOさんの「レールシステム」としてのグループには、属していないと思っているからです。
フレキシブル線路を用いると、自由曲線が作れますので、思い通りの線路配置が実現できます。ただ、線路配置は「思い通り」ですが、その線路配置を車両が思い通りに通過できるかは、別問題です。
緩和曲線なら、殆ど問題になりませんが、S字を設けると、見た目ではそれ程急ではない曲線に思えても、脱線してしまう事があります。
フレキシブルレールでは、殆どの場合、線路のカット作業が発生しますので、上に記したような脱線するS字を設けてしまうと、調整(S字を無くしたり、曲線を緩くしたり等)を行なうと、再び線路のカット作業が発生します。
従いまして、線路を敷いて端をカットする前に、必ず走行させる予定の車両で、走行テストを行い、問題が無ければ線路をカットするという手法を取らなければなりません。
また、綺麗な曲線や、直線を設けるのも、慣れないと意外と難しいのです。特に、綺麗な複線の曲線やS字の複線は難易度が高めです。
しかし、フレキシブル線路を思い通りに敷く事が出来れば、実車のような緩い曲線や、ロングレールによる殆どジョイント音が鳴らない線路区間を再現する事ができますので、そのような場面を設けられたい場合は、お勧めできます。
フレキシブルレールの抱える問題点としては、現時点で枕木タイプしか存在せず、例えば「新幹線車両に似合うスラブレールで緩いロングレール曲線を設けたい」と、いうような事が行なえません。自由に曲げられるという構造上、スラブレールのような外見を再現するのは難しいのでしょう。
フレキシブルレールをお勧めされる場合、安易にお勧めされるのではなく、ここに記したような事が発生するという所まで説路しなければ、不十分かつ無責任でしょう。
フレキシブルレールで固定式レイアウトをご検討なされておられる場合、それがフレキシブル線路でなければ実現できない線路配置であるかについて、しっかりと考えられる事をお勧めいたします。
私は、以前、自由に線路を曲げられるという興味本位で、フレキシブルレールを1本購入し、上に記したような問題に直面し、これは初心者(当時の私)が扱うには難しいと思わされました。
現在なら、フレキシブル線路を用いて固定式レイアウトを制作してみるのも、楽しそうで良いなと思います・・・当時購入したフレキシブル線路は、もう手元には無いのですけど・・・OTL
尚、フレキシブル線路はKATOさん以外に、海外ブランドのPECOさんも日本国内では有名です。
フレキシブルレールとPECOさんのポイントレールを用いれば、線路の見た目を統一させる事ができます。
WebSite : ななついろひととき
http://nanatsuiro.my.coocan.jp/
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