この車両も専用設計の室内灯が必要でしょう。
写真はTOMIXさんの「キハ58形 富士急行(品番:92172)」です。
一般的な「キハ58形」は片側にのみ運転台があるのですが、写真の2両のうち1両は、両方に運転台のある両顔車(両運転台車)です。
「ニッパチゴッパチ」という言葉があるように、キハ58形は「キハ28+キハ58」の2両編成を基本としている中、単行で営業運転がなされる珍しい車両と言えそうです。
今回・・・というより本日は、この車両に自作室内灯を装備いたします。
汎用的な自作のテープLED制作手順は「103系(関西線)」の記事にて、画像付きで掲載いたしております。
2両編成なので、作業量は少なめですが、事前に作っておいた汎用のテープLED室内灯モジュールをそのまま使えないことは、分かっておりました。分かっているのなら、何故事前に汎用モジュールを作るのかと言われそうですが、その時は分かっていなかったのでしょう(ぉぃ)。
両顔車体(両運転台車体)は、汎用的な自作室内灯の設計では光が偏ってしまうだけでなく、LEDの1個が車体内に納まりません(以下の写真左上)。
この既視感・・・「キハ52形 飯山線」の時と、ほぼ同じで、ブリッジダイオードの変更位置のみが異なるだけです。
この既視感を大切にし「キハ52形 飯山線」の時と、ほぼ同じような画像構成/記事でお届けいたします(マテ)。
ブリッジダイオードへの給電は元々付いていた場所からではなく、テープLEDの真ん中から今までの作業で生み出されたダイオードの足にてバイパスしました(写真左下)。元々ブリッジダイオードを付けていた場所は、最終的に切断しなければならない為です。
写真右下は、車体(動力車)に搭載した状態です。もう1両のトレーラー車は汎用的な自作室内灯モジュールがそのまま使えます。
専用設計とするため、今回も少し手戻りましたが、結果として両顔車体は均一な灯りとなってくれました。ただ、車両の顔のある箇所のすぐ後にはライト基板を収める遮光ケースがある為、この箇所は光が届きません。
この「キハ58形 富士急行」は、ハイグレード製品でヘッドライトも高輝度LEDが使われているため、これ以上手を加えることは無いと思います。
※付属パーツやナンバーを一切取り付けないのは、私の基本スタイルです
同じ2両編成で両顔仕様の「肥薩おれんじ鉄道HSOR-100形」とは異なり、全ての顔にON/OFFスイッチ付きのライトが装備されております!さすがHG製品!
「キハ58形 富士急行」も、いずれ夜間走行の動画を撮影いたしたく思っております♪
今回は記事と写真までも「キハ52形 飯山線」に合わせてモジュール化しました。
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