◆鉄道模型、意外と知らない!?TOMIXさん新集電台車メンテのコツ

鉄道模型、メンテナンス

この方法はKATOさんの台車にも応用できます!

なぜか先頭車の室内灯のみ暗い現象が発生している、TOMIXさんの「E231-500系 山手線

【鉄道模型】先頭車と動力車の室内灯が暗い「E231-500系 山手線」【走行動画】
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当然、台車のメンテナンスも行っております。

それでも先頭車のみ室内灯が暗いので、もう一度、徹底的に台車を分解メンテナンスいたしました。

今回は特に車輪の軸受け(ピボット)部のクリーニングを効率的に行なう方法を、紹介いたします。

準備するものは、

・ミニルーター
・先端の尖った麺棒
・レールクリーナー

ポイントは、ミニルーターを使う事です!

丸番1、車利用から台車を外して分解します。
丸番2、台車を分解した拡大写真
丸番3、ミニルーターに麺棒を取り付けて、集電シューの軸受け部をクリーニング!ミニルーターを使わないとこの軸受け部のクリーニングに手間取る事でしょう。

しかし、使用したミニルーターの取り付け部よりも、今回使用した麺棒の軸が細く、しっかりと固定できませんでした・・・OTL

丸番4で、車輪もクリーニングし、集電シューを台車枠に取り付け・・・ようとすると、丸番5のようになると思いますが、ここから車輪を元通りに取り付けるのは、結構難儀します。

そこで、先にふたつの集電シューに車輪を取り付けた状態にしてから、台車枠にはめ込むと、とても簡単に取り付けが出来ます・・・写真6がその取り付けた状態で、もう片方側の集電シューの軸受け部は、まだ台車枠の軸受け部に嵌っていない事に注目してください。

次に丸番7のように、集電シューの軸受け部のみに車輪をはめ込み、その後で集電シューの軸受け部を台車枠にはめ込むと良いでしょう。

慣れると、車体から台車を外さなくても車輪と集電シューが簡単に取り外せるようになりますが、その際、車体を傷付けないようにする事と、集電スプリングを飛ばしてしまい、地べたを這い蹲る事が無いように細心の注意を払いつつ、丁寧に作業を行ないましょう!

あと、丸番1では写真用にふたつとも台車を外しておりますが、実作業では丸番8のように片方ずつ台車を外して作業されることをお勧めいたします。その理由は、ふたつとも台車を外すと丸番1のように床部品とウエイトがバラバラになってしまいます。これを元に戻す際、車体をひっくり返す事になりますが、その工程で中のウエイトがフラフラと動いて鬱陶しく、無駄に時間を持ってゆかれます。この記事の内容が伝わらない場合は、両方の台車を外して写真1のように分解し、元に戻してみればご理解頂けるかと思います。

さて、集電シューの軸受け部や、車輪の軸受け部も徹底的にクリーニングを行なってみましたが、今回のメンテ実施前も、それなりにメンテナンスを行っていたため、見違えるほどはっきりと分かる効果は現れませんでした・・・○凹

今回のメンテナンス方法はKATOさんの台車でも応用が出来ると思います。

皆様のメンテナンスの煩わしさ、もどかしさ、手間を少しでも軽減し、それで得られた空き時間を、車両の走行時間へと充てる事ができますように・・・(祈)。

WebSite : ななついろひととき
http://nanatsuiro.my.coocan.jp/

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