お客様へのご配慮が、仇となってしまう事もございます。
写真は、TOMIXさんの「113系 阪和色(品番:92961)」です。
この車両は、以前に何度か話題に取り上げております。
2020.03.31.の記事
◆鉄道模型、これは遜色ない明るさ!?「113系 阪和色」に自作室内灯を追加!
2019.12.14.
◆鉄道模型、TOMIXさんの車両ケースは脆い!?
話題に取り上げておきながら、この度お話しする事を、それまでに話していなかった理由は・・・単に忘れていただけ(ぉぃ)。
・・・ではなく、この事が模型店様によるお客様へのご配慮から来る現象だと思ったからです。
どのような現象か、もったいぶっている訳ではございません。既に記事写真で記しておりますとおり、車体の一部が日焼けして変色しているのです。特に屋根上部品の変色具合が目立ちます。
私が、この製品を見かけたのは、旅行先の模型専門店です。鉄道模型の車両セット製品は、パッケージの外からは、どのような車両なのか分からず、背表紙に記された列車名から判断しなければなりません。
そして、高価な鉄道模型製品の多くは、防犯対策の為、鍵のかかったガラスケース内に収納されており、お客様が直接手で触れる事はできません。
これは・・・扱い分類で言えば、貴金属製品と同じです。
この事からも、鉄道模型がいかに高級品である事が伺えるでしょう。
私は、それほど鉄道の車両に詳しくないですので、製品パッケージ背表紙の列車名だけ見ても、どんな車両なのか分からない事の方が多く、そのたびにいちいち店員さんに声を掛けるのは気が引けます(現在は、スマートフォンで製品検索すれば、大抵の製品画像を確認でき、便利な世の中になったと思います)。
そんな事情もあってか、模型専門店様によっては、製品の中身が確認できるように、車両ケースを開けた状態で展示してくださっており、これは、ぱっと見でどんな車両なのか分かるので、私の様な購入者には大変助かります。
この度の「113系 阪和色(品番:92961)」も、まさに中身が確認できるような開封状態で、ガラスケースの中に展示されておりました。
この、ガラスケースでの展示・・・もし、日の光があたる場所にあったとしたら・・・写真の様な日焼けによる変色を起こしてしまう可能性がございます。
この日焼けに気付いたのは、旅先から帰宅した後の事・・・人によっては、返品の対象になるでしょう。
私はまあ、購入前に気付いていたら、入手しなかったかも知れませんが、購入前に商品を自分で確認(その時は日焼けに気付けなかった)して入手いたしましたので、もういいかなと思っており、実車も日焼けする事もあるだろうと、受け入れました。
このように、模型店様のご配慮により、模型製品を開封展示される場合、他に在庫があるかの確認、在庫が無い場合、日焼けによる変色が無いかをご確認される方が良いでしょう。
そして、販売店様へのお願いとして、製品を開封展示くださる場合は、一日を通して太陽の光があたらないかのご確認くださる事を希望いたします。特に冬の季節は、太陽の位置が低くなりますので、夏にご確認された場合は、今一度、鉄道模型製品を展示されているガラスケースに、冬の太陽の光があたっていないかのご確認をお願い申しあげます。
鉄道模型製品を開封展示してくださる模型店様のご配慮には、感謝いたしております。
WebSite : ななついろひととき
http://nanatsuiro.my.coocan.jp/
コメント
コメントありがとうございます!
loadingP 様
確かに、蛍光灯の光に長時間照らされると変色の原因になりますね。
開封展示ではなく、商品の写真を撮影し、その写真を展示される方法が、販売店様のご負担は掛かりますが、商品の日焼けによる損傷を防げそうですね。
Unknown
日焼けは長期在庫品だと気になりますね
あと失念しがちなのは紫外線の影響なので蛍光灯なんかでも同様です
最近は量販店は照明がLED化されてきてる事もあって気にしなくて良くなってきていますが、個人店なんかだと蛍光灯がまだまだ多いですね