◆鉄道模型、大井川鐵道 SL かわね路号 C11のヘッドライト電球色LED化!

鉄道模型、ライトLED化/交換

ついに、蒸気機関車を加工/改造です。LED交換は久々です。

KATOさんの「大井川鐵道 SL かわね路号(品番:10-244)」の蒸気機関車「C11」のオレンジLEDを電球色LEDに交換いたします。

お約束事ですが、分解や改造加工は自己責任です。本ブログ内の記事をご参考にされ、同様の事を行なわれた場合、当方はその責任を負えませんので十分ご留意くださいませ。

この製品は、以前にも記事として取り上げております。

2020.04.23.の記事
◆鉄道模型、お買い得!「大井川鐵道 SL かわね路号」に自作室内灯を追加!
2019.11.18.の記事
◆鉄道模型、スケールにはこだわりますか?

上の記事の通り、客車には自作テープLEDによる室内灯を装備させましたが、蒸気機関車の「C11」に関しては、ヘッドライトがオレンジ色で暗いという事を認識しつつ、手を出しておりませんでした。
その理由として、蒸気機関車の分解は難易度が高く「破損/元に戻せない/走行安定性が悪くなる」等のリスク面から、改造加工を控えておりました。

昨日(2020.06.23.)の記事
◆鉄道模型、津川洋行さんの中継信号機、ストラクチュアです!

で、TOMIXさんの蒸気機関車「C11 325号機(品番:2643)」を撮影し、やはりKATOさんの「C11」のヘッドライトが暗いオレンジ色というのを、なんとか出来ないかと思い始めました。

蒸気機関車の分解は抵抗があったのですが、いつまでも行なわないままと言うのは自身のレベルも上がらないし、仮に破損してしまったとしても、修理期間中に代わりのC11で走行させることは可能なので、この度、電球色LED化に挑戦してみる事にしました。

「大井川鐵道 SL かわね路号(品番:10-244)」の「C11」は現時点では旧製品となり、スケールも大きくなっております。KATOさんの機関車の多くは停車時にヘッドライトを点灯させる事が出来ず、常点灯非対応となっております(写真左下、停車時、車掌車の室内灯は点灯しているが、機関車のヘッドライトは点灯しない)。これは、ヘッドライト基板にあるコンデンサーを撤去する事で、常点灯化が可能ですが、その場合、進行方向と反対側のLEDが瞬くように点灯する現象が発生します。スナバ回路を組めば多少は改善されますが、私は常点灯化ができていれば今の所は良いかなと思っております。

恐る恐る、「C11」のボディを外そうと試みますと、意外とあっさりと分離しました(写真右上)。ライト基板とLEDは前後にあり、複雑な足回りの分解を行なわなくても取り外せるようです。

ライト基板を見てみると、オレンジLEDの足に直接コンデンサーが直付けされていました。これを撤去すれば常点灯化が可能ですが、電球色LEDへの交換によって、コンデンサー無しの状態になります。

交換する電球色LEDは以下の製品です。

LEDの極性確認と点灯チェックには、以下の製品「サンハヤト LED点灯チェッカー LC-LED1」を利用しており、ひとつ持っておくと重宝します。

使用した電球色LEDは、元々装備しているオレンジLEDよりも若干サイズが大きい為、特に前側は、元のLEDの位置をしっかりと把握しておかなければ、内部で干渉し、最終的にボディを元の状態に組み付けられなくなる可能性がございます。後側は結構ゆとりがありますので、ライトプリズムへの照射角度され気をつければ大丈夫でしょう。

丸番1、電球色LEDの足を、元々のLEDの足と同じように曲げます。この成型は、なるべく1回で決めなければなりません(金属疲労による破損防止の為)。
丸番2、前側のライト基板裏面です。560オームのチップ抵抗が使われており、今回は、この抵抗をそのまま利用します。
丸番3、オレンジLEDを取り外した状態
丸番4、電球色LEDをハンダ付け中…マスキングテープを使わない方法が無駄がなくて良いのですが、前側はクリップで固定することが出来ませんでした
丸番5、前側のライト基板裏面です。
丸番6、オレンジLEDを取り外した状態
丸番7、電球色LEDをハンダ付け
丸番8、電球色LEDをハンダ付け中…後側はクリップで固定できました

以下の写真、左上は、電球色LEDへと交換完了した状態です。下には取り外されたオレンジLEDが有ります。あとは慎重にボティを被せ、問題なく組み付けられれば作業完了です!

KATOさんの車掌車(緩急車)「ワフ 29500」を牽引する最小編成で走行です!

写真右上、問題なく明るく点灯。常点灯化も行なえました。
写真右下、照明を抑えて撮影。ヘッドライトの点灯状態がよく分かります。
写真左下、後側のライトも明るく光るようになりました。

特に「C11」は蒸気機関車でありながら、後側を先頭にして走行(バック走行)する機会が多く、後側のヘッドライトの存在感はとても大きいと思います。

ナンバープレートを取り付ける穴から、光が見えていますが、私はナンバープレートや付属品を取り付けない派ですので、これで完成です!

この度、加工/改造した蒸気機関車は比較的、簡単な部類になるのだと思います。ひとつ、蒸気機関車を加工/改造できた事が、自分にとっては大きいと思います。

現在、TOMIXさんやKATOさんから発売されております蒸気機関車は、明るい電球色LEDを装備しておりますので、蒸気機関車のLED交換は、今回が最初で最後になるかも知れません(苦笑)。

旧製品の「C11」ですが、今後、より一層活躍させてまいりたいと思います♪

WebSite : ななついろひととき
http://nanatsuiro.my.coocan.jp/

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