◆鉄道模型、TOMIXさん、TCS自動踏切の遮断機速度再調整…

鉄道模型、メンテナンス

固定する前に調整を行ったのですが、なぜかズレている…

先日(2021.02.13.)の記事
◆鉄道模型、TCS自動踏切の動作検証動画を投稿しました!

で、TOMIXさんの「TCS自動踏切セット(品番:5555)」が誤動作する様子を動画化いたしました、

【鉄道模型】なぜ誤動作する!?TOMIXさんの自動踏切は旧動力車と相性があまり良くない!?【検証走行動画】
YouTubeさんで視聴

上記の動画を見ていると(実際は動画編集中に気付いておりました)、事前にある程度、揃えていた遮断機の動作がズレています。
手前側の遮断機の動作が速くなっているようです。さらに詳しく見ると、降下開始と上昇開始の勢いが強い事が分かりました。

この「TCS自動踏切セット(品番:5555)」は、現行品の「TCS自動踏切Ⅱ(品番:5569)」のように、遮断機の動作を揃える機能はありません(以下の動画、4分40秒辺りから)。

【鉄道模型】レイアウト紹介5!TOMIXさん自動踏切!撮影中に異常発生!旧製品の踏切も比較紹介/蒸気機関車、C57、EF64、2軸貨車、ゆふいんの森、等【走行動画】
YouTubeさんで視聴

従って、気に入らなければ、自力で調整する事になります。これは本体を分解しなければなりませんので、当然自己責任での実施となります。

踏切は、固定式レイアウトに固定している為、取り外すのは大変億劫に思えますが、手前側の本体の遮断機の速度を、奥の本体の速度に合わせればよく、この本体はハーネス1本のみの接続なので、比較的簡単に取り外せます。

せっかくですので、自力で手前の本体の調整を実施いたします。

この調整は以前にも行ったので、勝手は分かります。

遮断機の動作速度を決めているのは、遮断機を動かしているコイルの細いリード線の状態と、最終的に遮断機に動作を伝える磁石のすぐ下にあるスプリングの張力です。
以前は、スプリングは調整しなかったので、この度は、スプリングの張力を調整いたします。
このスプリングの自由時形状の全長が長くなるほど、遮断機の動作速度がゆっくりになります。従って、少しずつ自由時状態の長さが長くなるように調整しては、動作確認で追い込んでゆきます。

3度ほど分解、調整、組み立て、確認を繰り返した結果、少し引張り過ぎたようで、奥の本体より遮断機の速度が遅くなってしまいました・・・OTL

再度、分解し、今度はスプリングを圧縮してみましたが、少し伸びきってしまったのか、遮断機の速度が、速くなってくれません・・・○凹

仕方が無いので、スプリングを少しずつ切断して、追い込むことにいたします。
スプリング座巻部を1/4ほど切断して、再度組み立て、確認を行うと、ある程度、奥の本体とシンクロが取れるようになってくれましたので、これ以上は欲張らないようにいたします。

調整後の動作状態も動画として撮影いたしましたので、いずれ動画投稿が行えればと思っております。

・・・しかし、現実の踏切は遮断機の動作がそれほどシンクロしていない(シンクロさせる必要が無い)事を考えると、この度のような調整を無理してまで行う必要はないでしょう・・・なぜなら破損の危険を伴うハイリスク作業だからです(ぉぃ)。

遮断機のシンクロ率は上がりましたが、誤動作の原因は解決できておりません。
なんとか、対策を行いたい・・・できれば、「リアルモード」での安定動作を目指してみたいと思っております。

お約束事ですが、分解や改造加工は自己責任です。本ブログ内の記事をご参考にされ、同様の事を行なわれた場合、当方はその責任を負えませんので十分ご留意くださいませ。

WebSite : ななついろひととき
http://nanatsuiro.my.coocan.jp/

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